雪上乗馬体験事前視察記
2/8に開催する雪上乗馬体験会の下見に行ってきました.
場所は由利本荘市西沢のアルビオン乗馬クラブ冬期練習用馬場.
本荘キャンパスから車で20分くらいでした.



事前に講習を受けてきました.
簡単に復習しておきます.

始めに,馬の後ろには立たないようにと注意がありました.
蹴られてしまいます.
馬の後ろに行く場合には,体を触って合図しながら周り込みます.



馬に乗るには,左足から鐙(あぶみ)に足を入れます.
右足を上げて跨いで,鞍に深く腰を降ろします.
右足も鐙に入れて,背筋は真っすぐ,肩は力を抜いてリラックス.
肩先,ひじ,かかとをつないだ線が一直線になるように騎座します.
鐙の位置は足に長さに合わせて調整してくれました.



手綱は,小指と薬指の間から引き入れて,人差し指と親指から出すように握ります.
左右で均等に保ち,垂れないようにピンと張る.
釣り糸を張るイメージと教えられました.



両足で馬の脇腹を圧迫するように合図を送ると,歩き出します.
方向転換は,曲がりたい方向に上半身を曲げます.
手綱に連動して馬に合図が伝達され,曲がってくれます.
手綱だけを引っ張ったり,自転車やバイクのように体を傾けないようにとのこと.



停まる時は,手綱を引いて「ホー」と言います.
停まれば撫でながら褒めてあげます.



馬の視界は350度もあるので,真後ろ以外は全部見えているそうです.
乗っている人が背中の上で何をしているかも,全てお見通しだそうです.
馬とコミュニケーションを取り,信頼関係を得ることが大切とのこと.



コース内を常足(なみあし)で何周かした後,外側の広いコースで速歩(はやあし)が体験できました.
4拍子から2拍子へと足運びが軽快になり,スピード感がありました.

落馬しそうになっても,絶対に手綱を放さないこと.
手綱を持っていれば,頭から落ちるという危険性が回避できるようです.
なお,インストラクタの方が安全には十分に配慮してくれています.
また,雪上での体験会なので,仮に落馬しても雪がクッションになってくれます.



降りる時は,右足を鐙から抜いて左側に体を移行させ,鞍に沿って滑り降りるように着地する.



今回は下見という名目で,教職員限定の事前体験でしたが,心の底から楽しめました.
普段の仕事では見ることができない目の輝きと表情が表出されていた思います.



プロのお手並みも拝見しました.
3拍子の駆歩(かけあし)で快走していました.



以下,個人的な感想です.

今までは,内燃機関を搭載した鉄の馬にしか乗ったことがなかったのですが,やはり本物の馬は全然違いました.
動物なので当然ですが生命感に溢れていました.
最初はなかなか思い通りに動いてくれませでしたが,インストラクタから指導を受けつつ,馬とのコミュニケーションを心掛けながら乗っているうちに,だんだんと一体感が感じられるようになってきました.
誇張表現が許されるなら,人馬一体という感じでしょうか.
今回は速歩まででしたが,経験を重ねて「駆けぬける歓び(Freude am Fahren)」を味わるようになりたいです.



2/8の体験会では,待ち時間にブラッシングも体験できるようです.

現在,ASPOSで参加者募集中です.
まだまだ定員に余裕があります.
楽しいこと間違いなしです.

| 乗馬体験 | 09:29 | comments (x) | trackback (x) |

  
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