ジャンル別講師の詳細プロフィール
花き栽培学、社会園芸学(園芸療法等)
学部担当科目 花き栽培学、農業技術実習Ⅰ・Ⅱ
大学院担当科目 園芸生産技術論
研究テーマ 花の栽培技術や繁殖技術の開発に関する研究
研究概要 自然の状態では6月に咲く花を、母の日(5月)やお盆(8月)のような需要の多い時期に咲かせる技術や、花の球根を1年間に何百個も大量生産できるような技術の開発を目指しています。
福祉施設や小学校などでの園芸活動について
花の栽培について
花の栽培や繁殖に関する研究。園芸療法に関する研究。
〔研究内容に関連する高校の授業科目〕
普通科等:生物
農業高校等:草花、植物バイオテクノロジー
「母の日にはカーネーション」、「お盆にはキク」というように、花は「特定の時期に需要が増える」という特徴があります。そのため、花を生産する者にとって、「欲しい時期に咲かせる技術」と「種苗を大量生産する技術」を開発することは重要になります。
「欲しい時期に咲かせる技術」、すなわち開花時期をコントロールする技術を「開花調節」といいます。キクやユリなどは開花調節技術が開発されて、一年中花屋さんで売られていますが、この技術が開発されていない花もたくさんあります。そういった花を対象に開花調節技術の開発を目指しています。
花の中でも、種子ではなく球根で増える花の多くは、自然状態では1年間に1個~数個しか球根をつくりません。もし、球根を1年間で何百個も大量生産できる技術を開発できれば、種苗を安定的に供給することができるようになります。そこで、組織培養によって種苗を大量生産する技術の開発を目指しています。
組織培養による種苗の大量生産