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炭水化物代謝の進化機構と、藻類バイオマスの利用

生物生産科学科 教授 鈴木 英治

今進めていること

微細藻類における炭水化物代謝機構と、その進化の過程を探っています。

少々詳しく言うと・・・

澱粉はエネルギー源として、また種々の工業原料等として、私たちの生活に欠かせません。優れた物性をもたらす澱粉の分子構造はどのように形成されるのか?これを明らかにするため、原始的な生物でありながら、精密な澱粉分子を作る微細藻類(特にラン藻)に注目し、その炭水化物代謝機構をまずは明らかにしたいと考えています。

ここまで到達したい!

イネなど作物の澱粉合成は、オーケストラのような多種の酵素の共同作業です。ごく一部のラン藻に見られる澱粉合成能力は、イネにおける仕組みとどこが同じでどこが違うのか、それを明らかにしたいと考えています。

おまけの一言

ラン藻は多用な生物群であり、地域のさまざまな環境に生育しています。可能性を秘めたこれら微生物の遺伝子資源、バイオマスの活用術を見出したいと思います。