秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

ヨーロッパのイネはどうのようにして低い温度でも発芽して生長できるのか

生物生産科学科 教授 赤木 宏守

今進めていること

植物が低温でも正常に発芽して生長できる仕組みを明らかにし、低温での生長に優れるイネの育成を目指して研究をしています。

少々詳しく言うと・・・

日本のイネの多くは低温での発芽や生長が苦手です。イネの仲間は世界中に分布していて、外国のイネの中には低温でもちゃんと発芽して生長できるものがいます。
この様なイネは低温での発芽や生長に必要な遺伝子を持っているはずです。日本と外国のイネとを比較することで、外国のイネだけが持つ遺伝子を見つけることができます。

ここまで到達したい!

外国のイネには低温での発芽や生長に関わる遺伝子が複数あることがわかってきました。今は、ポジショナルクローニングとよばれる方法で、これらの遺伝子の解明を進めています。
見つけた遺伝子の働きを詳しく調べることで、外国のイネが低温でも発芽、生長できる理由を明らかにしたいと考えています。

おまけの一言

この他にも、植物がカドミウムなどの重金属類をどのようにして蓄積するかなど、イネを使って色々な遺伝子の働きについて調べています。