秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

学校統廃合と学校教育における地域資源の利活用
―廃校施設の利活用にむけて―

建築環境システム学科 助教 石山 真季

今進めていること

学校統廃合によって学校教育における地域資源の利活用がどのように変容しているか,その実態を明らかにするために研究を進めています。

少々詳しく言うと・・・

小学校は児童の教育を行う場としてだけでなく,保護者や祖父母など地域の人々が集う場でもあります。近年は,学校の余裕教室を地域に開放したり,設計時にあらかじめ地域開放スペースを計画して設けたりする学校が増えてきました。そこでは,地域の人々がサークル活動など思い思いの時間を過ごしています。他方,学校の授業では,環境教育や地域教育が取り扱われるようになり,授業時間中に児童が地域に出て,地域の人と触れ合う活動が行われるようになりました。このように,学校は地域をつなぐ役割を果たしているのですが,近年は学校統廃合により学校がなくなる地域が増えています。そこで, 学校統廃合によって学校教育や地域活動,学校と地域の関係などはどのように変容しているのか,その中で廃校施設はどのように利活用されているのか,これら実態を把握するために研究を進めています。

ここまで到達したい!

どのように廃校施設を利活用すれば,学校施設が廃校前と同じように地域をつなぐ役割を果たすことができるか,その糸口を一つでも多く見つけることを目指しています。

おまけの一言

同じところに居続けると見えるものも見えなくなってしまいます。“当たり前”が実は地域の良さであることがあります。そうした“気付き”が大切であると思っています。