秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

言葉や身振りを使って人間を支援する会話ロボット

電子情報システム学科 教授 堂坂 浩二

今進めていること

言葉や身振りを使った親しみやすいやり取りを通して,人間の様々な活動を支援・促進する会話ロボット(コミュニケーションロボット)の研究を進めています.

少々詳しく言うと・・・

今,私たちの日常生活の中には様々な形でコンピュータが浸透し,現実世界と情報世界が融合した高度情報社会が形作られようとしています.そうした社会において私たちの安心安全で快適な生活を支えるために,言葉や身振りを使った親しみやすいやり取りを通して人間の様々な活動を支援・促進する会話ロボットの研究を進めています.

会話ロボットは,人間と似た姿をもち,言葉や身振りといった日常的なコミュニケーション方法を使うことができるため,人間にとって親しみやすい存在であり,様々な生活のシーンに溶け込んで,様々な支援を提供することが可能と考えられます.

ここまで到達したい!

会話ロボットが,現実世界と情報世界を結ぶ情報ネットワークの中で,状況に応じて適切に人間に働きかけることで,生活支援・健康管理を行ったり,人間同士の学び合いやコミュニケーションを促進するといった応用の開拓を目指します.

そのための技術課題として,人間の言葉・身振りや周囲の環境をコンピュータで解析することによって,人間の行動・意図・感情を理解する技術や,ロボットが会話の状況に即した適切な言葉や身振りを生成することで,人間の行動や感情に好ましい影響を与えることができる技術について研究を進めています.

おまけの一言

雑談から仕事上のやり取りまで人間と全く同じように流暢で自然な会話を行うロボットを作るとなると,あまりにもハードルが高い目標となってしまいますが,その一歩手前に,人間ほどではないけれども,少し知的で気の利いたやり取りで人間を援ける会話ロボットは実現可能であると考えています.