秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

酵素を自由自在に操り、新規澱粉を作る

生物生産科学科 助教 鈴木龍一郎

今進めていること

澱粉の生合成に関わる酵素の構造機能相関を解明し、酵素を応用利用しようとしています。

少々詳しく言うと・・・

まず、澱粉を作る酵素の構造と機能を分子レベルでよく理解することが大事です。
1)X線結晶構造解析によって、酵素の立体構造を解明します。
2)酵素の反応機構や基質認識機構を解明します。

次に、酵素の機能を都合の良いように改変します。
1)立体構造に基づいて、酵素遺伝子に変異を導入します。
2)変異型酵素の機能を調べて、都合の良い変異型酵素を選抜します。
3)付加価値の高い澱粉を工業的に生産するための突破口を開くために、酵素をさらに高機能化します。

ここまで到達したい!

澱粉生合成に関わる様々な酵素の変異体を作り、有用な改変酵素を多く創出したいと考えております。
これらの酵素を用いて、付加価値の高い(世の中の役に立つ)新規澱粉を作り出すことを目指しています。

おまけの一言

酵素の美麗な結晶から導かれる立体構造は、まさに芸術です。
私たちは、立体構造を知りそして利用する研究をしています。