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リニアモータの高性能化に関する研究

知能メカトロニクス学科 助教 片岡 康浩

今進めていること

産業用機械等に用いられる小形リニアモータにおいて,その性能向上を目標とします。特に,磁気的な観点より分析を行い,理論検討と磁場解析シミュレーション検証を用いて,研究を進めます。

少々詳しく言うと・・・

リニアモータの性能といいましても,使用用途に応じて要求される性能は様々です(例えば,高推力,高速応答,低推力リップル,低速度リップル,低コギング,低発熱,低コストetc)。本研究では,モータの小形化に関係する性能について磁気的な観点より分析し,設計理論を検討します。詳細は,論文等をご参照下さい。また,本研究では図1に示しますように,動作検証作業におきまして磁場解析シミュレーションを活用しますので,試作レスで様々な構成要素の影響を検証することができます。

ここまで到達したい!

電磁応用機器において,小形な機器を作るための設計理論・手法を,磁気的な観点から分析したいと考えます。電磁応用機器は,私達の生活において必要不可欠な存在であり,今後,さらに小形・高性能化が進むものと考えます。本研究により,その発展に貢献したいと考えます。

おまけの一言

磁場解析シミュレーションは研究開発にかかるコストを削減するための有効なツールです。従来の開発方法では,試作を行うために数カ月という製作期間を要するうえに高額な材料費を必要としますが,磁場解析シミュレーションを活用しますと,これらを大幅に短縮・削減することが可能です。
しかし,磁場解析シミュレーションシステムを導入しますと,専門知識のあるオペレータや高額な設備費が必要となりますし,さらに,得られた解析結果を評価できる専門知識をもった人材も必要です。システムの導入だけでは,その性能を十分に活かしきることは難しいのではないかと考えます。
本研究では,電磁応用機器に関しまして理論検討や磁場解析シミュレーションによる検証を行っています。共同研究をいただければ,これらの研究活動で得た研究成果を活かして,御社製品開発のお手伝いができるのではないかと考えます。特に,電磁アクチュエータや磁気センサに関する研究を扱いたいと考えますが,これら以外の電磁応用製品につきましても,お気軽にご相談下さい。