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木質資源の「材料」転換

木材高度加工研究所 教授 山内 秀文

今進めていること

スギなどの木材(丸太由来)や木質系廃棄物を建築材料や土木材料に転換する技術開発

少々詳しく言うと・・・

木材は異方性(方向によって力学性能などが異なる)材料であること、生物由来の材料でばらつきや欠点を多く持つなど、利用する上で障害となる要素が多くある。そのため、木材を意図的に細分化したり組み替えるなどすることで、ばらつきを制御するだけでなく、新しい機能を付与できるなどの可能性がある。

ここまで到達したい!

個々の原料がもつ本来的な性質を生かして材料設計を行い、原料特性が機能となるような材料を開発することで、合理的で付加価値の高い材料を生み出したい。

おまけの一言

ここでいう「材料」は、木材の古典的利用法である建築用材などのことを指す。このような「材料」研究は、バイオマス利用などの先端的といわれる利用研究に比べ、やや時代遅れの印象を与えるが、樹木がその生育に長期間を要することを考えると、木材の持続的利用を達成する上で欠くべからざるものと考えている。