秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

画像中の人や物体の認識

電子情報システム学科 准教授 猿田 和樹

今進めていること

現在は,車載カメラで撮影した動画から,画像認識技術により歩行者を検知する方法を中心に研究を行っています。これは,歩行者がどこにいるかを運転者に知らせることで交通事故の減少を目指す自動車安全技術の一つです。

少々詳しく言うと・・・

カメラ映像から歩行者らしき領域を抽出する方法,および抽出した領域に対しそれが歩行者か否かを判定する検知手法の2つについて検討しています。また,それぞれにおいてどのような特徴抽出が適しているか,抽出する特徴が歩行者の姿勢などでどう変化するかなどを分析しています。さらに,歩行者検知のための研究開発用のデータベースの構築を目指しています

ここまで到達したい!

物体を認識するうえで背景の影響は非常に大きく,これを軽減・分離することでより高精度な認識を実現したいと考えています。また,人の姿勢は様々であり,その違いが抽出される特徴にどう影響してくるのかも明らかにする必要があります。

おまけの一言

処理速度の向上やカメラの低価格化により,画像認識技術が非常に身近な存在になりつつあります。近年は文字や人などの特定物体の認識から,何が写っているのかわからない画像から写っている物体の一般的な名称を答える一般物体認識へと,画像認識技術はさらに進歩しています