秋田県立大学 地域連携・研究推進センターHOME研究紹介

さまざまな電磁波から電子機器を守る
―電磁波に強い回路を作るー

電子情報システム学科 准教授 戸花 照雄

今進めていること

パソコンなどの電子機器は、強い電磁波の中に置かれたときに誤動作をする可能性があります。現在、携帯電話や電子レンジなど電磁波を放射する機器が増加しており、このような電磁波環境の中でも電子機器が正常に動作するような方法を研究しています。

少々詳しく言うと・・・

電子機器は、その中に置かれたプリント回路基板にIC やさまざまな素子を配置し、それぞれを線路で結び、電気や信号を送ることにより動作しています。この線路に電磁波が作用しておかしな信号が発生し、誤動作が起こると考えられます。そこで、線路に電磁波があたって誤動作しないように工夫する必要があります。

ここまで到達したい!

電磁波に強いプリント回路を作るための方法を提案します。また、その回路がどれだけ電磁波に対して耐久性があるかどうかを簡単に調べる方法を提案し、電磁波に弱い回路を使う電子機器を使わないようにしたいと考えています。

おまけの一言

携帯電話や電子レンジなど、さまざまな分野で電磁波が使われ、生活を便利にしています。しかし、一方で電磁波による電子機器、特に医療機器への妨害が社会問題化しています。生活をより便利にするために電磁波の利用範囲はますます広がると考えられますが、こ
のような便利な生活を変えることなく電磁波障害の問題を解決することが必要です。