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高橋 武彦の顔写真
氏名 高橋 武彦
フリガナ タカハシ タケヒコ
学部 システム科学技術学部
学科 機械工学科
職名 准教授
学位 博士(工学)
Eメール takehiko_takahashi
生年月日 S48.7.22生まれ

経歴

平成10年3月 秋田大学大学院鉱山学研究科
             前期博士課程機械工学専攻修了
平成10年4月 岩手東芝エレクトロニクス株式会社入社
平成11年4月 秋田県立大学システム科学技術学部助手に採用
平成18年4月 秋田県立大学システム科学技術学部助教
平成25年4月 秋田県立大学システム科学技術学部准教授

受賞

・第4回アジアバイオマス科学会議 優秀学生論文賞「Infuence of the chamber rotation for Japanese cedar pulverization by the vibration mill using ring meda」,Daichi Totsuka(Akita Prefectural U.),Takehiko Takahashi,4th Asian Conference on Biomass Science,ACBS2016b, Dec 13, 2016, Penang, Malaysia, 2016.12.13
・平成23年度学長プロジェクト・地研三事業研究成果発表会秋田県立大学特別賞「回収リグニンを用いた混練型木材ープラスチック複合材料化による合成木材の開発」2012.3.8
・平成19年5月 (社)日本設計工学 平成18年度秋季大会研究発表講演会 優秀発表賞 「CAD/CAEにいたる一連の流れを組み入れた設計教育(秋田県立大学における設計教育)」
・平成17年2月 (社)溶接学会シンポジウム賞(Mate2005研究奨励賞)

専門分野

専門分野:機械設計,バイオリファイナリーです.

細かく分けると,            
(設計分野)
エンジニアリングデザイン,振動機械,3次元CAD,CAD/CAE,CAD/CAM
(バイオリファイナリー分野)
粉砕,酵素糖化,バイオエタノール,粉末評価,電子顕微鏡

となります.

最近の研究テーマと内容

機械設計は,ニーズを「もの」にする総合的な考え方です.この視点から,バイオリファイナリーに関する研究開発に取り組んでいます.その一例が米粉の粉砕調製技術です.米粉調製の低コスト化と米粉の機能化のために,リング媒体を用いた米粉粉砕調製を進め,米粉の粒径を10 μm程度,損傷でんぷん率を10 %以下とする粉砕調製を電力ベースで5円/kg以下の低コストで実現できました.現在,連続化粉砕に取り組んでいます.


【研究紹介はこちら】

技術相談に応じられる分野

研究紹介にある米粉の他に,杉,ナラ,稲わら,木炭の粉砕や評価も実施し,その活用の枠組みも研究してます.その結果を用いて
・粉砕技術(リング媒体利用)を用いた各種粉末製造
・粉砕粉末利用(燃焼利用,糖化発酵利用,ナノファイバーなど)
への展開も期待できます.
これまでに,杉のバイオエタノール化についても研究してきています.
また,CATIA,Solidworks,ANSYSを用いた構造解析,振動解析といったCAEの設計への活用,および教育も相談にのります.

最近の招待・特別・基調講演題名

・由利本荘市財産区議員・委員大会 研修「微粉砕技術を用いた木質バイオマスの利活用」2017.7.26
・新エネルギーセミナー「微粉砕技術を用いた木質バイオマスの利活用 〜木質微粒子の製造技術とその利用形態についての紹介〜」2017.7.25
・子吉川流域木質バイオマス利用促進セミナー 事例紹介顱崔楼茲量ね用材の活用に向けたバイオリファイナリーへの取り組み」2014.12.4
など

主な特許

特願2017-121265
特開2012-105570,特許第5757558号 家畜飼料の製造方法及び家畜飼料
特開2013-146658 木質系バイオマス微粉砕装置,および含水率を調整した後に,微粉砕と同時に含水率を20%以下にする木質系バイオマス微粉砕方法
特開2010-151023 水平加振機構、および水平加振機構を使用した突起付リング型粉砕媒体利用振動ミル
特開2009-233542,特許第5187682号 粉砕装置
特開2008-093590,特許第5140884号 木質系バイオマス粉砕用高衝撃粉砕機と運用方法
特開2007-190606 加熱摩擦攪拌溶接方法および装置
特開2005-270859 海洋深層水冷熱利用システム

主な研究論文

・Continuous volatile fatty acid production from ignocellulosic biomass by a novel rumen-mimetic bioprocess,Hitoshi Agematu, Takehikio Takahashi and Yoshio Hamano,Journal of Bioscience and Bioengineering, Volume 124, Issue 5, November 2017, Pages 528-533
・Effects of micronised wood powder irradiated with ultraviolet light and exposed to ozone gas on in vitro ruminal fermentation in beef cattle,Yoshio Hamano, Takehiko Takahashi and Hitoshi Agematsu,Animal Husbandry, Dairy and Veterinary Science, doi: 10.15761/AHDVS.1000109 Volume 1(2): 1-7
・In vitro and in vivo ruminal fermentation of micronised wood powder for volatile fatty acid production in beef cattle,Yoshio Hamano, Takehiko Takahashi and Hitoshi Agematsu,Animal Husbandry, Dairy and Veterinary Science, doi: 10.15761/AHDVS.1000107 Volume 1(2): 1-6
・木質系バイオマスの團ラス粉砕のためのリング媒体利用粉砕機の開発,高橋武彦,国広祐人,森英明,設計工学,Vol. 52 (2017) No. 7 p. 451-464
・高温発酵性酵母Schizosaccharomyces japonicus SS4-5株を用いた杉微粉砕物からの同時糖化発酵によるバイオエタノールの生成,西田孝伸,進藤昌,増田祥子,榊郁子,高橋武彦,森英明,日本エネルギー学会誌 Vol.95(2016) No.4 p.283-288
・スギ微粉末を用いた酵素糖化反応に及ぼす撹拌速度の影響の検討,高橋武彦,佐藤好希,伊藤一志,森英明,日本機械学会論文集B編 79巻808号(2013)pp.2552-2556
・木質系バイオマス微粉砕効率向上のための歯付リング媒体利用粉砕機の研究開発,日本機械学会論文集B編 78巻788号(2012) pp.905-916
・乾式微粉砕した杉材の酵素糖変換・エタノール変換の研究,日本機械学会論文集(B編) 78巻787号pp.405-409
・Effect Of Agitation Speed On Enzymatic Saccharification Of Dry-Pulverized Lignocellulosic Biomass,Takehiko Takahashi, Yoshiki Sato, Kazushi Ito, Hideaki Mori,Renewable Energy 62(2014), 754-760
・Tandem Ring-Mill Pulverization Benefits For Enzymatic Saccharification Of Biomass,Takehiko Takahashi, Kazushi Ito, Arata Ito, Yukio Enda, Motohiro Gochi, Hideaki Mori, Junichi Kobayashi,Renewable Energy 65(2014), 146-151
・Supercritical Water Gasification of Residue from Ethanol Production from Japanese Cedar,Osamu Sato, Aritomo Yamaguchi, Yuka Murakami, Takehiko Takahashi, Yukio Enda, Masayuki Shirai,Energy Fuels 2013, 27, 3861−3866
・木質系バイオマス微粉砕効率向上のための歯付リング媒体利用粉砕機の研究開発,高橋武彦,伊藤新,遠田幸生,伊藤一志,小林淳一,日本機械学会論文集B編 78巻788号(2012) pp.905-916
・乾式微粉砕した杉材の酵素糖変換・エタノール変換の研究,梅澤俊策,高橋武彦,伊藤一志,小林淳一,進藤昌,日本機械学会論文集B編 78巻787号(2012) pp.405-409
・連続式タンデムリング粉砕機のエネルギー効率の検討,日本機械学会論文集(B編)78巻787号pp.400-404
・Degradation Characteristics of Rice Straw/Poly(Lactic Acid) Composites,Advanced Materials Research (Volumes 391 - 392), Chemical Engineering and Material Properties, pp.1268-1272
・木質系バイオマス微粉砕のための歯車型粉砕媒体利用粉砕機の研究開発,日本機械学会論文集(B編)76巻770号pp.1654-1660 
・固体ツール摩擦を用いた予備加熱の数値的検討−加熱摩擦撹拌接合に関する研究−,溶接学会論文集 第27巻 第2号 p.142-130
・A Study on Friction Stir Welding with Heating of Aluminum Alloy,Key Engineering Materials Vols.353-358(2007) pp. 2041-2044
・木質系バイオマスよりバイオエタノールを製造するための前処理用粉砕技術の研究,Journal of MMJ Vol.123 p.413-418 (2007)
・アルミニウム合金の摩擦攪拌接合による接合速度の向上 −アルミニウム合金の加熱摩擦攪拌接合に関する研究(第2報)−,溶接学会論文集 第25巻 第1号 p.135-139
・An Evaluation of Low-Cycle Fatigue Property for Sn-3.5Ag and Sn-0.7Cu Lead-Free Solders Using Surface Deformation,Key Engineering Materials Vols.326-328(2006) pp. 1035-1038
・アルミニウム合金の摩擦攪拌接合における予熱の効果について −アルミニウム合金の加熱摩擦攪拌接合に関する研究(第1報)−,溶接学会論文集 第24巻 第3号 pp.281-286
・Sn-3.5Ag,Sn-0.7Cu鉛フリーはんだの表面変形度合による低サイクル疲労寿命の定義,溶接学会論文集 第24巻 第3号 pp.253-258
など

学会活動

所属学会
・日本機械学会
・溶接学会
・日本設計工学会
・日本エネルギー学会

社会活動

・平成28年度高校生未来創造支援事業 将来設計ガイダンス 学問別ガイダンス(機械工学(機械設計)2016.8.8
・大学コンソーシアムあきた 平成27年度前期高大連携授業「コンピュータで機械加工をあやつる仕組み」2015.6.8-7.6
・湯沢翔北高等学校専攻科 機械要素設計 非常勤講師 2014.4-
・創造学習(夏休み科学教室) 主催 県立大学 創造工房委員会,「身近な植物を電子顕微鏡で観察してみよう」2013.8.5
・平成25年度高校生未来創造支援事業 将来設計ガイダンス 講師 主催 秋田県教育委員会 2013.8.4
・創造学習(夏休み科学教室) 主催 県立大学 創造工房委員会,「身近な植物を電子顕微鏡で観察してみよう」2012.8.4
・創造学習(夏休み科学教室) 主催 県立大学 創造工房委員会,「身近な植物を電子顕微鏡で観察してみよう」2011.8.20
・東北地域半導体産業活性化人材養成等事業「SolidWorks研修(由利工業高校)」,講師,主催 財団法人あきた企業活性化センター,2010.12.21-2011.1.7(5回)
・平成22年度ものづくり分野の人材育成・確保事業に係るものづくり担い手人材育成研修 航空機のための接合技術,講師,主催 由利本荘市商工会,2010.9.26
・創造学習(夏休み科学教室) 主催 県立大学 創造工房委員会,「身近な植物を電子顕微鏡で観察してみよう」2010.8.5
・大学コンソーシアムあきた高大連携事業「3次元CADでデザインしてみよう」,講師,大学コンソーシアムあきた事務局,2010.6.7-7.5(5回)
・平成21年度ものづくり分野の人材育成・確保事業に係るものづくり担い手人材育成研修,講師,主催 由利本荘市商工会,「コンピュータエンジニアリング(3次元CAD基礎,3次元CADによる設計演習)」
など

その他特記事項

担当講義の設計製図で2次元CAD,3次元CADを使用しております.
また,CAD/CAMの講義で,MasterCAMを使用してモデリングし,実際にマシニングセンタで3軸加工までを行っています.
これらの利活用についての相談などもお受けします.