7月24日の講義内容 公開講座

「秋田と風土」

特任教授 安原 盛彦(やすはら もりひこ)

自然にあふれた秋田に私たちは住んでいます。その自然と人工が様々な所で共存しています。しかしそれは共存なのか、あるいは違和感を覚えるものなのか、判断のつかない場合が往々にしてあります。まちづくりも家づくりも、自然とどう関わっているのか、どう見えるのか、自分で考えてみる必要があります。秋田の自然と人工物を見ながら、考えていきます。

「美味しい日本酒と米・麹菌・酵母」縲恷瘤メが好む日本酒の開発縲鰀

特任教授 岩野 君夫(いわの きみお)

秋田には美味しい日本酒がたくさんありますが、嗜好は人によって違いますので美味しい日本酒も人により異なります。講師は学生をパネルとして美味しさに関わる化学成分について研究を行いました。さらに醸造におけるこの化学成分の生成に関わる米、麹菌、酵母について解明し、その研究成果を選択基準として新しい麹菌と酵母を開発し、若者が好む日本酒として「究」を造りました。この実例から日本酒の味と米・麹菌・酵母の関係について知ったことを紹介します。