在学生の声

生物環境科学科に在学する先輩からのメッセージ

在学生から"環境"に興味のある高校生に向けたメッセージをまとめています。

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伊東 拓海 Itoh Takumi


生物資源科学部 生物環境科学科 2019年度入学/大学院・生物資源科学研究科 生物資源科学専攻 2023年度進学

地域の人々と対話を重ね農業発展を目指す

私は、高齢化や人口減少が進む社会における今後の農業発展について研究しています。卒論・修論を進める際には、調査に向かう事前準備として文献を読んだり、輪読会を通して議論したりする場があるため、知識のインプットだけでなく、アウトプットの能力も培われます。また、現地に向かい地域の方々とお話をすることで、本や知識だけでは得られない実情を学ぶ機会を得ることができました。

先生方は学生が学びたいこと、やりたいことを尊重しつつ、困っていたら手助けして下さいます。これは、本学の「少人数教育」だからこそできる教育だと思います。

今後は新たな知見を得るために多く学び、実践経験を重ねることで、より良い研究者を目指し取り組んでいきます。




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細井 理桜 Hosoi Rio


生物資源科学部 生物環境科学科 2021年度入学

自然環境を基礎から応用まで幅広く学べる

高校生・受験生の皆さんへ

生物環境科学科では、森林や水環境、大気や微生物など自然環境の基礎から応用的な内容まで幅広く学ぶことができます。フィールドワークや実習がたくさんあり、自然を間近に感じながら学びを深めることができるのも魅力の一つだと思います。

新しい環境に不安を感じる人もいるかと思いますが、県外出身者も多く、環境学科・研究室の同期や先生、先輩方、サークルの仲間などたくさんの人に出会うことができ、とても恵まれていると感じます。自然が好きな方はきっと楽しい大学生活が送れる学科です。

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菅原 颯太 Sugawara Souta


生物資源科学部 生物環境科学科 2019年度入学/大学院・生物資源科学研究科 生物資源科学専攻 2023年度進学

生き物を研究できることが環境学科の魅力

私は、地元である秋田県の自然環境について学ぶことができることと、大好きな生き物について研究ができることに魅力を感じたため、生物環境科学科に進学を決めました。生物環境科学科では、実際にフィールドに出て、陸域や水域をはじめとした様々な環境分野について学ぶことができます。

現在、私は土壌環境学研究室に所属して「ミミズを利用した環境保全型農業」について研究をしています。所属する卓球部の活動にも積極的に参加しており、充実した学生生活を送っています。




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山 知大 Takayama Chihiro


生物資源科学部 生物環境科学科 2021年度入学

実習では調査方法を学べるほか、仲を深める機会にも

身近に当たり前に存在している「水」について、薬品等化学分野ではなく、自然を利用した生物分野から浄化する方法に興味があり、環境学科および現在の研究室を希望しました。

座学や実験に限らず、野外実習等様々な分野を経験できることが魅力だと思います。 なかでも2年時の夏季実習では、多くの調査方法を学べるだけでなく、学科内の仲を深める機会にもなりました。 実習や講義を通して、充実感と達成感を味わうことができると思います。




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泉 乃仁 Izumi Tadamasa


生物資源科学部 生物環境科学科 2019年度入学/大学院・生物資源科学研究科 生物資源科学専攻 2023年度進学

地球温暖化の影響に興味があり、環境学科へ

幼少期より地球温暖化の影響について知る機会があり、環境問題に興味を持ったことがこの分野を志すきっかけでした。環境学科では、大気や水、土壌など地球環境に含まれるあらゆる要素のはたらきや相互作用について、実習も交えつつ深く学ぶことができます。

学部時代にはゲーム同好会に在籍し、文化祭である松風祭では来場者を招いた大会を開くなど幅広い活動を行うことができました。自然と文化で溢れている秋田県立大学で、皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています。




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吉田 彩華 Yoshida Ayaka


生物資源科学部 生物環境科学科 2021年度入学

秋田の恵まれた環境を実感でき、自己成長できる

環境科学科では、大気、土壌、水、森林、資源、そして人といった幅広い領域を学ぶことで、それぞれの要素がどのように関わり合っているのかを理解することができ、非常に興味深いです。フィールドワークも多く、秋田の恵まれた環境を実感します。

また、勉学だけでなく、居合道のサークル活動や文化祭など、多彩な学生生活を通して、自己成長と新たな経験を積むことができました。環境科学科の学びと多様な学生生活は、私の視野を広げました。

菊池 岳郎 Takero Kikuchi


生物資源科学部 生物環境科学科 2019年度入学/大学院・生物資源科学研究科 生物資源科学専攻 2023年度進学

座学や室内実験、屋外での活動をバランスよく行える

私は秋田県内の自然を対象とした研究が盛んであることに魅力を感じ、生物環境科学科へ進学しました。実際に、学部の講義や卒業研究では座学や研究室内での実験だけでなく、秋田県内のフィールドでの調査など、屋外での活動もバランスよく行うことができ、充実した研究環境の中で勉学に励むことができています。 そのため、秋田県の自然・文化について現地での活動を通した研究をしたいと考えている方に強くお勧めします。

幸野谷 宗右 Kounoya Sousuke


生物資源科学部 生物環境科学科 2019年度入学/大学院・生物資源科学研究科 生物資源科学専攻 2023年度進学

異なる研究室で連携して問題を解き明かすのが環境学科の魅力

県立大環境学科を推したい点として「つながっている」ことがあります。例えば『八郎湖の水質悪化・富栄養化』という課題に対して、大気・水圏環境学研究室では水やその底質中の物質とその影響の解明を目指す一方、生態工学研究室では現地の食物連鎖を利用して直接的な汚濁の抑制を模索しています。 植物や資材を利用したり、人々の生活など水質悪化の原因に焦点を当てたりして課題に取り組む研究室もあります。アプローチは異なりますが、最終目標はつながっています。

文系・理系両方の研究室がありながら、それぞれが連携して問題を解き明かすという構造が、非常に魅力的であるように私は思います。