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ギャラリー
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マメゲンゴロウは体長6.5mm〜7.5mmで,池や水田など日本中でふつうに見られる.マメゲンゴロウの後肢もよく発達していて平たく,内側に長い毛を備え,後肢をけるように遊泳する.後肢のけり降ろしのパワーストロークで推進力を得ている.また後肢を前方に持ち上げるリカヴァリー・ストロークは脛節を折り曲げながら行う.
写真に示している体長7.38mmのマメゲンゴロウの平均遊泳速度は41.4mm/s,後肢の泳動周期は0.175s,周波数は5.7Hzとなっている.従って,泳動数は0.98となり,通常の魚などより高い数字を示している.このようなマメゲンゴロウの遊泳をまねたマイクロ泳動メカニズム(ゲンゴロウロボット)なども試作されている.
マイクロ泳動メカニズムに関する文献:
Biomimetic Study of Diving Beetle Robot Propelled by Alternating Magnetic Field
S.Sudo, K.Tsuyuki, T.Matsumoto, M.Yoshikawa, M.Watanabe, and T.Honda
International Journal of Applied Electromagnetics and Mechanics, Vol.25,pp.601-606(2007).
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Last updated: Jan. 8, 2008 |
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