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 実践をスタートした皆さんへのアドバイス



実践をスタートした皆さんへのアドバイス(と言うのはおこがましいですが)

(2)大学・研究職の仕事

 大学などの研究職は「世間や常識を知らない」と批判がある一方で、一部では「やってみたい」という方も少なくないようです。 今は多くの大学・研究機関で「公募」で募集をしています。興味のある方は科学技術振興機構のJREC-INというサイト (https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop)を見てみると良いと思います(このサイトで「キャリア教育」とか 「カウンセリング」などのキーワードで検索すると、募集をしている大学・学部・職種が出てきます)。 有名でない大学や非常勤講師などの職は年度末ギリギリに出ることもありますが、有名大学は基本的に離職が少ないので 年度の早いうちに募集がかかることが多いようです。
 なお大学の正規教員(研究職)に採用になる場合には、基本的に(1)研究実績(論文の数や内容)、(2)教育実績が求められますし、 学位(博士号や修士号)あるいはこれまでの経歴にもよりますが経歴が研究職であれば外部資金の獲得実績なども評価対象になる かもしれません。応募書類には「○○講義の15回の講義計画」が入っていることが多いですし、「面接時に短時間の模擬講義を してもらう場合があります」という場合も多いです。ただキャリア分野では、企業での経験(特に採用・人事・教育経験)や キャリア資格なども評価の対象となっていることも多いようです(特任教員や非常勤講師だと採用基準が多少緩くなるかも しれません)。
 大学や研究機関での研究職を今から目指されるという方は、まずは学会発表などを手始めに発表回数を増やし(できれば査読論文も 増やし)、研修講師や高等教育機関での非常勤講師などをしながら教育経験を積み、将来の正規採用を目指すという方法も あるかもしれません。大学院に社会人入学をして、学位を目指すのも1つの方法だと思います。ただ学位だけでは採用には つながりませんので(研究・教育実績も重要)、計画的に実績を積むのが良いと思います。
 大学等の非常勤講師については、JREC-INの公募にも出てきますが、個人的伝手とか人脈みたいなものでの募集もあるようですので、 そういう意味でも団体や研究会に顔を出して人脈を築いておくのは重要ではないかと思っています。
※本気で応募されようとされている方へ:「15回の講義計画」などはネット上で各大学が公開しているシラバスを参考にする 方法もありますが、実際に大学で教えている方にお知り合いがいればチェックしてもらうのも良いと思います。模擬講義についても、 可能であれば誰かに事前に見てもらっておいたほうがいいと思います。ただ研修講師などで慣れておられる方は、案外平気にできる かもしれません。


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