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 実践をスタートした皆さんへのアドバイス



実践をスタートした皆さんへのアドバイス(と言うのはおこがましいですが)

9 大学院に入る

 私は学部生から現役で大学院に行ったので、社会人大学院については あまり詳しく書けないのですが。
 最近は「社会人歓迎」の大学院も増え、小論文と英語で試験が受けられるなど融通を利かせてくれる大学院も 増えているようです。ただ気をつけていただきたいのは、もちろん学力的なものも必要ですが、大学院は「その先生に学ぶ」と 言いましょうか、大学院受験の前に指導をお願いしたい教員に「こんな研究をしたいけれど、受け入れてもらえるか」と 相談に行くことが大切だと思います(不要という先生もいらっしゃるかもしれませんが)。事前に指導教官と摺り合わせをしておく ことで、入学後の不幸を減らすことができるように感じています。その後の人生というか進路にも関わってきますので、 指導教官選びは重要です。一般に「教育に熱心な先生」のほうがいいと思いますが、相性もありますので悩ましいところです。 だからこそ事前に会って話をしておく必要があります。
 またキャリア系の大学院に進むに当たり、「自分は学部で心理学とか経済学とかやっていないから」と躊躇する方も いらっしゃいますが、「企業等での経験を踏まえて」研究したいことがキャリア系のことであれば、卒業した大学の専攻如何に かかわらず大学院入学が認められる場合もあるようです(極端な話、数は少ないですが大卒じゃなくても大学院入学が認められる 場合もあるようです)。
 まずは希望する大学院にご相談してみられることをオススメします。もし大学院に直接受け入れ不可でも、大学3年次に編入して 心理学なり経済学なりの専攻で卒業する方法もあります。
 ところで大学院は学部に比べれば必修単位も少なく、社会人大学院ならば通信制が取り入れられていたりスクーリングも 最小限で済んだりするかもしれませんが、それでも30単位程度の単位は必要で、たぶん修士論文もほぼ必須です。仕事をしながら 勉強を継続することは、結構な負担になるかもしれません。
 大学院を目指す前に経験者に話を聞いてみたり、「何のために大学院に入るのか」「大学院を出たら、その知識や経験を生かして 何がしたいか」「そもそもその知識や経験は生かせるか」をじっくり考えてみたり、周囲に相談してみたり、ぜひ考えてみてください。
 個人的には大学院で考える時間、周囲と議論する時間はとても重要と思っています。大学院ではぜひ指導教官や、先輩、同級生、 後輩と議論をしてみてください。


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