研究室紹介

3年生のみなさんへ 

 3年生になると、研究室の配属先を決めなくてはなりません。でもどの研究室にしようかな~?と悩みますよね…。研究室の決め手としては、研究内容はもちろんのこと、先生や先輩の人柄、さらには就活のしやすさなど、色々あると思います。そんななか自然生態管理学研究室が気になる!という3年生はぜひ研究室見学に来てください(1・2年生も大歓迎)!HPでは伝えきれない魅力がたくさんありますよ!研究室では歓迎会や追いコンなどイベントも盛りだくさんです!
 3年生の後期(6セメ)から研究室に配属されると、いよいよ研究室生活が始まります。私たちの研究室では、研究室配属から4年生になるまでの間、先輩や先生の指導のもと、実験やフィールドワークの経験を積んでいきます。その間に、卒業論文(卒論)でどのようなテーマに取り組みたいかを考えてもらいます。卒論のテーマは、本人の意向を汲みつつ教員と相談の上、4年生になるまでには決定されます。4年生になったら卒論のための本格的な調査や実験に加え、研究ゼミや輪読会、さらに就職希望者は就職活動など、忙しい研究室生活が始まります。でも安心してください!困ったり悩んだ時は優しい先輩や先生がきっと助けてくれます。充実した研究室生活を私たちと一緒に送りましょう!

輪読会
自分の研究テーマに即した英語論文を熟読し、自身の研究に対する理解を深め参考にするという目的で行います。また、その内容をみなに紹介することでプレゼンテーション能力が高まります。一人年間2回ほどの頻度で行うようにしています。
巡検
私たちの研究室では、土壌環境学研究室と合同で年2回の土壌断面調査(巡検)を行っています。実際に土壌を手で触りながら土壌断面の調査・観察手法を学ぶとともに、土壌の成り立ちについて思いを馳せます。

 

過去の卒論・修論・博論

博士論文

2008年度
東海林拓郎  西オーストラリア穀倉地帯の不良土壌修復に関する研究.

 

修士論文

2023年度
小田垣 剛   未利用生物資源であるもみ殻、ヤナギの地域内循環に関する研究ー養液栽培用培地としての評価ー
井上 明香里  もみ殻くん炭を用いた非晶質ケイ酸カルシウム水和物材の水質浄化能と肥料効果
2022年度
宮井 隆生   早生ヤナギの環境修復利用と食用昆虫生産への応用に関する研究
2019年度
若宮 理    原材料・熱処理温度の異なるバイオチャーの理化学性の評価と貧栄養土壌への施用効果
2018年度
太田仁志  八郎湖流域における硫黄脱窒と化学的脱窒に関する研究
長澤昇太  土壌環境の質的劣化に対する早生ヤナギの有効利用に関する研究

 

卒業論文

2023年度
松橋 文夢呂  バイオマス資源の食用昆虫飼料への利用可能性の検討
黒江 友香   非晶質ケイ酸と養液組成が土壌中リンの可溶化に及ぼす影響
西村 皓也   トマトを用いた木材接着
岩渕 諒    バイオチャー敷設における荒廃地のヤナギ栽培が炭素固定に及ぼす影響
杉本 海晴   八朗湖流域における代搔き濁水の評価と広域濁度推定に有効な分光反射率比の探索
2022年度
太田 匠梧   バイオチャーの施用が早生ヤナギの重金属吸収に及ぼす影響
菅原 遼樹   バイオチャーの敷設による植物発生抑制効果に関する研究
住 和樹    八郎潟干拓地の畑地化による土壌酸性化の実態評価
後藤 一喜   寒風山周辺地域の黒ボク土の性質と起源火山の推定
2021年度
藤城 万凡   ポリ塩化アルミニウム(PAC)による八郎潟の水質改善のための基礎研究
河田 歩    非晶質ケイ酸の溶解特性とケイ酸が固相リンの可溶化に及ぼす影響
池田 晟    秋田県の黒ボク土類緑土壌の起源火山灰 十和田火山灰の広域性と戸質・女潟火山灰の局所性
小田垣 剛   バイオマスを原料とした養液栽培用培地の開発及びミニトマト栽培による評価
川口 智也   葉の月齢の違いによる萌芽更新初年目のヤナギの重金属蓄積に関する研究
井上 明香里  もみ殻くん炭を用いた非晶質ケイ酸カルシウム水和物による水質浄化材の開発
2020年度
宮井 隆大   早生ヤナギによる1,4-ジオキサン浄化能力の評価に関する基礎的研究
菊地 駿介   成長ステージの違いがヤナギの重金属蓄積に与える影響
奥野 駿矢   ポリ塩化アルミニウム(PAC)による八郎湖の底質からのリン溶出と藻類の抑制-添加アルミニウム濃度の検討-
桑原 沙季   ケイ酸添加が八郎湖干拓地土壌中のリン及び溶存有機炭素濃度に及ぼす影響
安田 陽    男鹿半島における黒ボク土とその類縁土壌の分布と起源-土壌層位ごとの火山ガラス分析による検討-
2019年度
藤田 遼    植物による1,4-ジオキサン除去に対して重金属等が与える影響
湊 晴香    秋田西部山地の海成堆積岩および火成岩からなる集水域における河川堆積物中のリン化学形態
油谷 真子   ポリ塩化アルミニウムとポリシリカ鉄による八郎湖底質からのリン溶出抑制
山津田 美登莉 秋田県の黒ボク土とその類縁土壌の分布と火山ガラスの起源-男鹿半島を中心とする土壌の性質と火山ガラスの元素組成-
石崎 惇    いくつかのシソ科植物より得られた精油について-ナギナタコウジュの精油成分分析とその生物活性を中心に- @木材高度加工研究所
2018年度
佐々木 祥太  早生ヤナギの落葉に伴う重金属元素の輸送と蓄積に関する研究
田川 凌大   フルボ酸鉄シリカ資材による湖沼等の劣化した底質の改善に関する基礎的研究
村上 直樹   秋田県西部の海成堆積岩地帯におけるリン濃集場の探索
山田 大介   秋田県北部の森林植生下における黒ボク土およびその類縁土壌の分布と火山ガラスの起源

 

卒業後の進路(2002~2023年度計)

進学(30名)
秋田県立大学大学院(25名)※博士後期課程進学者1名
他大学院(東北大学2, 奈良先端技術大学、新潟大学、鳥取大学)
 
就職
1. 環境関連(コンサルタント・アセスメント・廃棄物処理等)
  ・柴田工事調査(株)・三菱マテリアル(株)・グリーン産業
  ・不二産業 ・松田産業・(株)タケエイ
  ・(株)江東微生物研究所・富士グリーンテック・クレハ分析センター
  ・アース環境(株) ・(株)長大 ・理研グリーン(緑化)
  ・(株)日立プラントサービス ・アサカ理研 ・日本工営(株)

2. 公務員
  ・岩手町役場 ・二ツ井町役場(現能代市役所) ・鹿角市役所 ・群馬県職員

3. 農林業関連(JA・農業資材販売・木材加工等)
  ・JA八戸 ・トモエ化学工業(株)・住友林業クレスト(株)
  ・JA秋田おばこ・太平物産(株)・(株)コハタ・(株)サトウ
  ・(株)フジイチ・片倉チッカリン(株)・秋田木工 (株)
  ・大潟村あきたこまち生産者協会・あいち中央農業協同組合
  ・パインランドデーリィ (株) ・池田 (株)

4. 食品関連(品質管理・卸等)
  ・大東食研(株) ・(株)長野サンヨーフーズ
  ・(株)ホテイフーズコーポレーション・プライフーズ
  ・ウエルネス秋田 ・加藤産業(株) ・たけや製パン
  ・プライフーズ(株) ・日本生活共同組合連合会
  ・新化食品(株) ・タケショー ・ポークランド
  ・みちのくコカコーラ(株)・十文字チキンカンパニー

5. 化学関連(化学工業・製薬MR等)
  ・ゼリア新薬 ・キッセイ薬品工業(株) ・小野薬品工業(株)
  ・ユポコーポレーション(製紙)・(株)ハイテック
  ・Meiji Seika ファルマ(株)・積水メディカル(株)
  ・三協技研・三徳化学

6. システムエンジニア
  ・アルパイン情報システム(株) ・ヤマトシステム開発(株) ・(株)エム・コスミック

7. 技術系派遣
  ・(株)環境研究センター(現エンテックス) ・(株)フォーラムエンジニアリング

8. その他
・秋田銀行 ・(株)東京ディエスジャパン(小売) ・秋田市民生協(小売) ・アジェンテ(人材派遣)
・(株)ヨドバシカメラ ・(株)ヘルセ ・盛岡ターミナルビル ・秋田大学大学院医学系研究科(研究事務補助)x2
・TDK(株) ・声優 ・JR東日本(株)・SSグループ (株)・オーテック (株)