秋田県立大学 生物資源科学部 生物環境科学科 環境管理修復グループ 生態工学研究室

研究内容紹介

研究内容紹介


当研究室の主な研究テーマ

休廃止鉱山の鉱害防止対策(坑廃水処理)に関する研究
富栄養化湖沼の生態系とアオコ対策に関する研究
原油汚染除去や新資源回収にかかわる新規微生物資源の開拓

過去の卒業研究&修士/博士論文のタイトルはこちら

 

<主な研究フィールド>

休廃止鉱山


坑内の水質・底質分析


微生物を利用した坑廃水浄化試験

人類の産業活動上、鉱物は非常に重要な資源です。日本各地にはいくつもの鉱山が存在しますが、資源の枯渇や経済限界を理由として休廃止鉱山となったものも少なくありません。このような休廃止鉱山においては、恒久的に生じる坑廃水をいかにして処理するかが大きな課題となっています。微生物の機能を探求し、低コスト・低環境負荷型の廃水処理や資源回収技術を開発することを目的とします。(宮田)

 

八郎湖


沿岸部植生帯の機能評価

二枚貝の水質浄化能の評価


船上での水質・底質調査

ワカサギの脂肪酸から湖沼生態系の
健全性を評価

八郎湖(八郎潟残存湖)は,その富栄養化の進行とアオコの発生などから平成19年12月より湖沼水質保全特別措置法(湖沼法)の指定を受け,その水質改善対策が急務となっています。アオコを形成している植物プランクトンの種類やそれらが産生する毒素の量,またそれらと水質などとの関係について調査・解析を行っています。(岡野)

 

油・ガス田


枯渇油田からの資源回収技術創成/
流出原油汚染の除去技術開発


ガス田地下生命圏からの新微生物資源
獲得

秋田県は日本有数の地下資源産地です。しかしかつて日本一であった原油産出は減少の一途をたどっており、枯渇油田をベースとした資源回収技術が注目されています。また、埋蔵原油は時に農耕地や河川に流出し、その除去に多大な負担がかかっています。地下圏の新規微生物を獲得し、その機能を用いて新たな技術創成を目指します。(渡邊)

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