Train &Transport / 1.Train (World) 鉄道その1-世界の鉄道と駅(主にドイツ)
ドイツ(IC,etc,ICE)<< 123456 >>
 
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ドイツ鉄道5-ICE:ICEはドイツの高速鉄道です。Inter City Express の略。日本の新幹線は新幹線だけの線路の上を(原則として)走っていますが,ドイツやフランスなどでは,新しく高速運転可能な新線(高速新線)をつくってバイパスし,駅などは既存のものを使うという方法がとられています(新しく駅をつくる場合もある)。鉄道ファンでない方は,秋田新幹線こまちや山形新幹線つばさに近いと考えればわかりやすいかと思います(詳しい話をするといろいろ違うが,マニアックな話で長くなるので...略)。日本との大きな違いは,高速新線も既存の鉄道も線路の幅は同じということでしょう。

上の3枚は,ICE-Tというタイプで,高速新線ができていない路線を速く走るために振り子式という方式になっていて,カーブで車体がカーブの中心の側に傾くようになっています。自転車やバイクでカーブを曲がるときに車体を傾けるのと同じ原理です。撮影場所はライプチヒ中央駅です。

この列車ではなく別の列車に後で途中の路線で乗ったのですが,列車の名前が「ヨハン・セバスチャン・バッハ号」でした。ICEやICには列車ごとにそのルートにゆかりのある歴史的な人物の名前がついていて,楽しみの一つになりました。乗るとパンフレットもおいてあって,列車名の解説も書かれていました(残念ながら,2004年現在,この列車愛称は無くなってしまいました)。

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左はICE1です。初代のICEです。デザインのスマートさには欠けているようですが,インテリアのバリエーションが豊か(コンパートメントなど)で,快適な旅行が楽しめると思います。座席も,車両は新幹線(「こまち」や「つばさ」ではない,「はやて」などの2+3列座席の新幹線)とひとまわり小さいサイズ程度なのに,座席は左右2列で,コンパートメントは3列向かい合わせでゆったりしています。(→次へ

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