朝食プロジェクト(1/21)
3回目を実施しました.
一時は行例ができるほどの盛況ぶりでした.
徐々に浸透してきた感じがします.



8時半前くらいがピークでした.
余裕をもって登校,良い傾向だと思います.
卒論・修論は締め切り間近です.
これを機に朝方の生活に切り替えましょう.

以下,駄文です.

大学に進学する理由は多種多様だろう.

小中学校は義務教育で,子供には教育を受ける権利がある.
親は保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負っている.
保護者に課せられた義務により,子供には実質的に選択肢がない.

高校から選択肢が行使できる.
学校教育を受けずに働き始めることもできる.
進学するのも就職するのも自由.
ただし進学しないと,勤労の義務がある.
正確には,勤労の権利を有し,義務を負っている.



高校進学率は1970年代に90%に達し,現在は97%程度.
2010年度に公立高校の授業料は無償化された.
無償の公教育なので,高校は義務教育の一部のようにも見て取れる.

大学進学率は,2013年度で50.8%となっている.
高校を卒業して,約半分は大学に進学することになる.
先進国と比べてやや低い水準だが,奇麗に二分されている.

かつて,大学はレジャーランドと揶揄されていた.
日本がバブル景気に浮かれていた頃である.
大学進学率は今ほど高くなかったが,入学後にそんなユートピアがあったとは,今では考えられない.

経済の高度成長が終焉し,社会は成熟期を迎えている.
このようなご時世に,4年間乃至は6年間遊びたいからという理由で,大学進学を選択する学生は少ないだろう.



高等教育も大学・大学院まで.
これ以上先がないので,大学は学校と社会との喫水線となる.
大学での学究活動を通じて,幅広い知識と教養そして高度な技術を習得する.

学校を卒業すれば,長い長い社会人生活が待っている.
年金の支給が始まる65歳まで働いたとして40年以上.
勤労の権利と義務を行使する.

もっとも報酬を得て生活するわけだが,知識や技術がなければ仕事にならない.
仕事を通じて学ぶという方法もあるが,ベースが必要となる.
基本的に仕事はアウトプットなので,働く前にベースを築かなければならない.

学校教育はテストやレポートなどもあるが,基本的にはインプットである.
入力してから出力するという順番になる.
何もない状態で,いきなり出力はできない.

質・量ともに出力を高めるためには,しっかりと入力しなければならない.
義務教育の後に高校・大学・大学院と高等教育を受けるのは,人生の初期において厚みのある入力が求められているからであろう.



内閣府のインターネット調査(H21年実施)によると,61.1%の大学生は朝食をとっている.
大学進学率より高いが,一方で4割は欠食していることになる.

入力を高めてから出力をするには,一日の始まりに過不足なく栄養を取る.
大学進学を選択したように,体内のエネルギバランスも朝は入力を選択しよう.
日々の生活を入力から始めれば,学究活動において存分に出力できる.

一日一日が人生である.

| 朝食プロジェクト | 09:50 | comments (x) | trackback (x) |

  
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