雪中乗馬体験会開催記
2015年2月14日,アルビオン乗馬クラブ冬季馬場において雪中乗馬体験会を開催した.



西沢での雪中乗馬は,昨年度の体験会に続いて2回目の開催となった.

後期の定期試験明けの週末であったが,9名の参加があった.
添乗する教員が1名であったことから,移動には大型タクシーを手配した.



花立での初夏の乗馬体験会を経て,昨年7月に乗馬サークルが立ち上がった.
今回の体験会は,乗馬サークルの部員が企画と運営を担当した.



開会に先立ち,乗馬サークルの部長から挨拶があった.
騎乗姿で登場し,馬上から人馬一体で歓迎の意を表していた.



昨夏に サークル立ち上げ はや半年 期待を背負い 世界を目指す



10人が2グループに別れて,順に乗馬した.
乗馬指導は,部長に加えて,国体選手の高校生が担当してくれた.



最初は,乗馬姿勢,手綱の持ち方,馬への合図方法等の基本的な説明があった.
1巡目は,引き馬でコースを周回して,常歩(なみあし)までを体験した.



引き馬で 慣れた後には 常足へ 手綱を握る 力が増える



博士課程の留学生2名の参加があり,部長は英語を交えて説明していた.
国際色豊かなイベントであった.
馬術に関する英語の語彙が徐々に増えていた.



国際化 英語は道具 お互いの 通じる気持ち つながる心



2巡目は,常足から速歩までを体験した.
全員上達が速く,駆足の一歩手前くらいの速歩になっていた.
手綱をしっかりと握りつつ,馬の上下動に体を連動させていた.



馬上人 拡張された 身体に 人馬一体 駆ける歓び



10時〜12時の2時間に渡って,存分に楽しむことできた.
2頭の馬も休む時間もなく,動き回ってくれた.



瞬く間 寒さ忘れて 駆け巡る 白い大地に 残る馬蹄



馬は寒さに対する適応力の高い動物である.
氷点下でも,長時間に渡って動作できる.
半時間毎に休憩が必要な夏場とは違って,雪上での躍動がみられた.



由利本荘 冬を彩る 雪こそが 愉しみ増える 貴重な季節



体験会後,ログハウスでピザと焼き芋をご馳走になった.
薪ストーブを囲みながら,焼きたてのピザと鳴門金時に舌鼓を打った.
馬場では馬たちが駆け巡り,ログハウス内では猫たちが闊歩していた.



ストーブで 焼き上げられた ピザと芋 猫もご機嫌 至福の時間



学部生は一足先に春休みに入っている.
修士論文の最終審査会が終われば,本格的な春休みの到来である.
立春が過ぎ,徐々に昼の時間も長くなってきている.



西沢の 冬季馬場から 大歓喜 試験の後の 澄み立つ空気



北東北の日本海側に位置する秋田県は,気象変動と寒暖の差が激しい地域である.
変化の糊代が大きい分だけ,春夏秋冬,四季折々の趣が楽しめる.
また,大学のキャンパスという空間には,様々な人々が集っている.
国内外から,それぞれの思いや希望を胸に,この地でキャンパスライフを送っている.
一度きりの学生生活,今しかできない,この場所でしかできない沢山のことを,発見できればと願っている.

| 乗馬体験 | 08:28 | comments (x) | trackback (x) |

  
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