分析思考(目の前にある問題を個別の要素に分類、分析していき、その要素を変えることで問題の解決を考える従来ながらの方法)とシステム思考(多様な視点から全体を理解し、要素の関係や組み合わせから問題解決を図る方法)についてそれぞれのメリット・デメリットを具体例を挙げながら塾考し、それら二つの思考方法を利用利用するための題材となる問題が生まれる構造パターンも学ぶことにより、様々な問題に対しての適する考え方を習得した。
フードマーケティング論の輪読では、マーケティングの在り方について学んだ。中間業者を通さない方がより生産者側にとって利益が還元されるという考えから、実際には通した方が販売先、販路の拡大に繋がり、利益としては後者のほうがより大きくなる。また、広告は新商品を売るうえで非常に役立つこと、などを学んだ。
製品の開発における価値の差異化については、ルンバを主材とし、中核的価値(機能が新しくなったことによる差異化)、付随機能(新たな製品分野となったことによる差異化)の三つのどれに当てはまるのか、また、それを理解した上で結局購入するのかしないのか、などを議論した。人によってルンバにあてはまる機能の考え方は事なり、従来の掃除機と比較した際にどれだけ差が生まれるかが購入の決定を左右した。