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地域ビジネス革新プロジェクトの教員が日頃考えていること、研究成果や取り組み、学生たちとの日常についてご紹介いたします。

2019.02.12 PM 09:36

呼び方1つで本心がバレる

大学院の頃、先輩やまわりの大学院生は、教授や准教授を「〇〇さん」とよんでいました。なんでも、大学院生になったら研究者として教授とは対等だという心構えを示すために、先生とはよばないのだそうです。大学院生同士で話すときだけでなく、先生本人と会話するときも、「さん」といっていたように思います。

私は、正直そういうのはあほらしいと思って、先生と呼んでいました。ところが、ある飲み会で研究室の教授から言われました。

「おまえ、おれのことを口では先生って言うが、心では先生と思ってないだろ?」

・・・・なんでバレたんだろ?確かに、私は先生だから先生と呼んでいただけで、尊敬しているから先生と呼んでいたわけではなかったように思うわけです。そういうのは態度でわかるものですね。まあ隠そうともしていなかったですが。

ただ、大学院の卒業がだんだん近くなってきて、学位論文が形になってきたときに、その教授は私の研究にとても理解を示してくださって、それで論文を書き上げることができました。ということで、その頃からは本当に先生と思うようになりました。

いま、地域ビジネス革新プロジェクトのほかの先生を、私は先生と呼んでいるわけですが、もちろん心から尊敬しております。
ぼ~っと考え事をしているときに話しかけられたりすると、とっさにタメ口になってしまったりするのですが、そういうところに本心が現れているというわけではございません(笑)

 

カテゴリー: 教員の活動