りんごのサビ果調査

こんにちは、果樹チームです。

リンゴは、果皮表面にザラザラしたコルク状の物質が形成される「サビ果」がよく発生します。
サビ果は、果実品質に問題はありませんが、見た目が悪いため商品価値が著しく低下してしまいます。

サビ果は、遅霜や降雨、農薬などが原因で生じることが分かっています。

加えて、リンゴの花にも、サビ果の原因物質が含まれていることがわかっており、
私たちは、この原因物質を明らかにするための研究を行っています。
リンゴの花から抽出した物質を様々な性質に応じて分け、果皮表面に塗布して
サビ果の発生程度を比較することで、原因物質の絞り込みを行います。
今日は、春に処理した果実のサビの発生程度を調査しました。
5段階でサビ果の発生程度を評価したのですが、判断が難しいものもあり大変でした。