サビ果実験のための処理を行いました

6月1日(水曜日)の実習で、3年生のプロジェクト研究である「サビ果発生要因の解明」に向け処理を行いました。リンゴの果実に起きる「サビ」とは降雨、遅霜、水溶性物質により発生するとされていますが、どの水溶性物質が影響しているか解明されていないため、この実験では10種類の水溶性物質を用いて研究しています。今回の実習では、脱脂綿を果実に巻き、各種水溶性物質を脱脂綿に吸収させました。その後果実を袋で覆いました。1つのリンゴの木に80個の果実を処理する必要があり、さらに果実同士を20cm離さなくてはならないので、リンゴを選ぶのに苦戦しました。
今回取り付けた脱脂綿などは2週間後に取り外す予定です。