「東北ORセミナー;若手研究交流会」は, 東北地方を中心とした若手研究者の育成とオペレーションズ・リサーチ に関する研究活動・交流の活発化を図るための研究発表会です. 1泊2日の合宿形式をとり,主として学生に研究発表と人的交流の場を提供します.個々の大学や 研究室を超えた地域全体での若手研究者育成,および研究者同士の共同研究も 視野に入れて東北地方の包括的な研究活性化を目的としています. |
News; | |
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2019.12/02 | 2019年度 学生優秀発表賞の受賞者が決定しました。 |
2019.12/02 | 東北ORセミナー2019;若手研究交流会が 開催されました。 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 |
2019.11/19 | 研究会当日のタイムテーブルが発表されました。 |
2019.11/2 | 参加・発表申し込み期限が 2019年11月14日(木)に延長されました。 こちらのページから 申し込みをおこなってください。 |
2019.9/28 |
発表・
参加申込み
の受付が始まりました。
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2019.8/27 | 特別講演が決定しました。 |
2019.8/20 | 東北ORセミナー2019;若手研究交流会の 日程と会場が決定しました。 |
2019.8/15 | 東北ORセミナー2019;若手研究交流会の ウェブページが公開されました。 |
「ピラミッドの最適計測プランの作成 〜様々な分野で役に立つ OR 技術〜」
檀 寛成先生(関西大学)
近年,屋外構造物等の計測に 3 次元レーザースキャナが用いられることが 多くなっている.3 次元レーザースキャナとは,スキャナがレーザーを射出 してから反射光をスキャナ自身で感知するまでの時間を計測することにより, 射出方向にある物体までの距離を計測する装置である.1 回の計測ではスキャナ から見渡せる箇所しか計測できないことから,立体性のある対象全体を計測する ためには,複数箇所から計測し事後にデータを統合する必要がある. 我々のグループでは,3 次元レーザースキャナで対象全体を計測する際に, どの位置から計測すればよいかという「計測プラン」を作成する手法を提案した. 本発表では,この手法の全体像を説明するとともに,エジプトにあるピラミッド に対して計測プランを作成した際のエピソードを紹介することで,OR 技術が様々 な分野で役に立つ可能性があることを示したい.
2019年度 学生優秀発表賞 受賞者(3名;五十音順) | |
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氏名(所属) | 発表タイトル |
伊藤海玖(秋田県立大学) | 数理計画法による避難計画の作成と割り当て人口の年齢階層別表示について |
堀口大和(福島大学) | 地震災害に対する輸送ネットワークの脆弱性の評価方法の提案 |
山城健悟 (首都大学東京大学院) | 日本の空港における効率性分析 〜包絡分析法と確率的フロンティア分析法を用いて〜 |
実行委員長: | 金正道 (弘前大学) |
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実行委員: | 石川友保 (福島大学), 稲川敬介 (秋田県立大学), 木村寛 (秋田県立大学), 古藤浩 (東北芸術工科大学), 鈴木明宏 (山形大学), 鈴木賢一 (東北大学), 田中環 (新潟大学), 中山明 (福島大学), 林俊介 (東北大学) |