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ギャラリー
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ケープタンで学会に出席した際に幹の太い珍しい樹木に出会った。樹皮の表面に異様な凹凸があり,手で押すと不思議な弾力がある。あまりにも柔らかいので,よく立っていられるものだと感じたくらいである。この樹木はコルクガシと呼ばれる木で,その樹皮はコルク栓の原料となる。
植物細胞は,水輸送や代謝物質の蓄積などの機能を有し,多数集まって植物多細胞系を構築している。17世紀の昔,Hookeが顕微鏡でコルクを観察し,細胞という用語を初めて使用したという。最近,本研究室でも表面細胞の形態観察に取組み始めた。通常,細胞の観察はスライドガラスに挟み観察するが,本研究室では,植物表面細胞の形態の解釈に取組んでいる。
参考文献:
第22回国際バイオメカニクス会議参加報告
須藤誠一
実験力学,Vol.9, No.4, pp.106-107(2009).
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Last updated: Mar. 6, 2010 |
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