Fluid Systems Engineering Laboratory
トップページ お知らせ メンバー 研究 研究テーマ ギャラリー 磁性流体 界面現象 昆虫 水棲生物 植物 業績 社会貢献 受賞 リンク集 連絡先 その他

ギャラリー

ガジュマル



 ガジュマルは亜熱帯から熱帯にかけて分布する。日本では屋久島,種子島以南に分布し,しばしば高さ20mほどの大木にもなる。写真に示すように幹や枝から多数の気根を垂れ下げる。葉腋にイチジク状の実をつけ,実を鳥類に食べてもらい,鳥の糞に混じって,しばしば他の樹木の上に発芽して気根を伸ばす。気根は地に着くと支柱根となって寄主を包み込んで絞め殺してしまう。このような生存戦略はジャングルのような場所では,光合成のための受光を有利にし,また風雨などの外力に対して寄主の庇護を受ける形で成長できる。写真は台湾台南市の赤カン楼に定着したガジュマルである。



← Previous Index Next →

Last updated: Apr. 4, 2009

Copyright (C) 2005-2009 Sudo Laboratory, Department of Machine Intelligence and Systems Engineering,
Faculty of Systems Science and Technology, Akita Prefectural University (APU)