Fluid Systems Engineering Laboratory
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磁性流体フォーム



 磁性流体は界面活性剤が使用されているため,一般的に発泡性が高く,かき混ぜたりすると泡が発生する。石鹸泡や結晶粒の成長すなわちセル・パターンの動力学は,von NeumannやMullinsらによって進められ,さらにRivierは平衡統計力学的方法の適用を試みている。しかしながら,この現象は平衡状態から遠く離れていて,不整合エネルギーがあるので,平衡状態へと変化して行く。
 写真は磁性流体で2次元セル・パターを生成した著者らの研究の舞台裏を示している。この現象を観察すると,大きな泡が小さな泡を食って成長する様子,その際に起こるT1変換やT2変換を容易に理解できる。磁性流体の場合,この状態に写真紙面に垂直な磁場を印加すると成長を制御できる。
 
参考文献
Dynamics of Magnetic Fluid Foam
S.Sudo, H.Hashimoto, and K.Katagiri
Journal of Magnetism and Magnetic Materials, Vol.85, Nos.1-3, pp.159-162(1990).


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Last updated: Apr. 28, 2009

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