ギャラリー 磁性流体マイクロドロップ（２） 　ノズルが振動しない場合，磁性流体噴流は噴流表面に発生する不安定波の成長により崩壊し，液滴へと分裂してゆく．写真から振動がない場合（0 Hz）のここでの不安定波は奇麗な軸対称モードであることがわかる．ノズルが比較的低周波数で振動すると，ノズル振動による大きな波長の振動噴流となり，その上に不安定波が重畳している（40 Hz）．さらにノズルの振動数を高くすると，ノズル振動による噴流波動と不安定波の相互干渉が顕著になる．振動数301 Hzでは，サテライトドロップ（衛星液滴）がノズル振動により進行方向に対して直角方向の速度成分を有し噴流分岐を起こしている．振動数747 Hzではサイズの整ったマイクロ・サテライトドロップが規則的に生成されている． ← Previous Index Next → Last updated: July 14, 2005

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