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ギャラリー
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振動する容器内の液面波動は加振条件によって多様な液体応答を示す。特に,容器振動が鉛直方向である場合,加振レベルが高くなると常識では考えられないような現象が発生する。一般に,容器内径が大きい場合の容器内液体の低次モードの固有振動数は低い。ところが,高い加振振動数でも液面崩壊を伴って低次モードの液面波動が現れる。
写真に示す液面波動(内径184mmの円筒容器の水深184mmの液体表面に発生した波動)は加振振動数30.4Hz,加振加速度3g(gは重力加速度)で発生した液面崩壊を伴う(0,1)モードを示している。さらに,加振加速度を増大すると液面振動モードは液面崩壊を伴う(1,1)モードに移行する。
参考文献:
Dynamic Behavior of Liquid Free Surface in a Cylindrical Container Subject to Vertical Vibration
H.Hashimoto and S.Sudo
Bulletin of JSME, Vol.27, No.227, pp.923-930(1984).
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Last updated: May. 7, 2009 |
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