Fluid Systems Engineering Laboratory
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振動グリセリン中に留まる気泡(2)



 先に示したように,容器に液体を注ぎ,鉛直方向に振動を加え,その液体中に気泡を導入すると,気泡は浮力に逆らって液体中に留まる。一般に,振動のレベルが高い場合には液体自由表面が崩壊し,液体内に気泡が導入される。液体の粘度が高い場合には,液体表面で生成される微小気泡の動きも遅くなり,気泡移動が観測しやすくなる。
 本写真は導入したpオーダーの気泡がグリセリン中に留まり,その周りに液体表面で生成された微小気泡が流れに乗って移動し,流動が可視化されている写真である。この現象の解明と応用は振動圧力場における気泡力学として,今後も重要な研究テーマになろう。



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Last updated: Apr. 6, 2009

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