Fluid Systems Engineering Laboratory
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チビゲンゴロウ



 甲虫目は種類が多く,体の形や大きさも変化に富み,小さい虫は1mm以下,大きい虫は100mmをこえる.日本においても,甲虫目ゲンゴロウ類は小型から中型まで多数存在し,「図説日本のゲンゴロウ」(森・北山著 文一総合出版)にも100種を越える掲載がなされている.
 写真は秋田県由利本荘市の水田で採集したチビゲンゴロウを示している.チビゲンゴロウは,体長が2.0mm内外で日本全土に最も普通に分布している.水の浅い水田を泳いでいるチビゲンゴロウを驚かすと,あわてて水底の泥の中にもぐりこむ.小さなチビゲンゴロウの遊泳は見ていて飽きることがない.
 この小型のチビゲンゴロウの遊泳は比較的大型のゲンゴロウなどとは異なっている.

参考文献:
ゲンゴロウの遊泳原理に基づく泳動メカニズムの運動特性
須藤誠一,菅 康彦,矢野哲也,露木浩二
日本機械学会論文集(B編),第73巻,第736号,pp.2440-2449(2007).


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Last updated: Jan. 7, 2008

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