A. 当研究室ではバイオ分野とはいえ細胞を主な対象としております。細胞は顕微鏡下で実体として観察、操作することができるため、目に見えない対象を扱う化学や分子生物学よりも機械の学生が力を発揮しやすいと考えます。
Q. なぜバイオとロボットという組み合わせなのでしょう?
A. バイオ分野における各種作業の自動化は遅れており、雑菌混入の防止や作業の再現性の向上など、ロボット技術の必要性は高まっています。しかしながらバイオとロボット、両分野は各種用語や機器の設計思想などでギャップも大きく、単にそれぞれの専門家を集めてもスムーズな開発は行いがたいのが現状です。このため当研究室においてはバイオとロボットの橋渡しが可能な、異分野融合型の技術者・研究者を育成しております。