建築構造 力学教育・研究内容
 
 
 

 建築構造力学研究グループでは、地盤と基礎を 含む建物の構造システムやその耐震性について、現地測定やコンピューター解析・シ ミュレーション を用いて研究している。
 

建 築構 造力学研究グループにおける研究テーマ

1.アレー微動観測:地盤構造推定

2.地盤建物相互作用

3.鉄筋コンクリート構造物の被害レベル解析

4.災害マネジメントにおけるリスク及びVulnerability

5.杭基礎:FEM解析、動的解析

6.地震波増幅率と地盤の非線型挙動

7.世界文化遺産の建物のリスク

8GISと地震マイクロゾーネーション

 

本 研究 グループ の担当教科
 

・構造力学& 構造力学 演習
-授業の目標-

  人間は、生活に適合した空間と、生活を支える各種施設を生み出すために、多くの部材からなる構造物を建設する。本講義ではその建築構造物の設計に必要とな る力学の基礎を学ぶ。特に、静定構造物を中心として、構造物に作用する荷重と反力、構造物内部に生じる応力、関連の諸解析方法について修得とすることを目 的としている。

・構造解析学I 構造解析 学I演習
-授業の目標-
構造力学に続いて、静定構造と不静定構造の違いを理解 し、主として不静定構造の静力学問題を解くために必要 な力学法則を学ぶ。そして、構造物に作用する動的外力に対する応答挙動の解析について述べる。

・構造解析学 II
-授業の目標-
 現在、構造設計はコンピュータを用いた構造解析 により行われている。この解析法としてはマトリックス理論が使われている。本講義ではこのマトリックス法による骨組の解法を学ぶ。その上で、適切な構造解 析を行うために、どのように建物をモデル化し、応力および変形の解析を行うかを学ぶ。そして、多自由度系としてモデル化した構造物に作用する動的外力に対 する応答挙動の解析について述べる。

・建築技術英
-授業の目標-
 建設プロジェクトや関連の研究活動は、ある国の境界に 限るものではなく、国際的に広がりつつある。本講で は、海外の技術を含む人々との協同作業や研究交流の必須を考慮して、一般教養としてではなく技術者としてのコミュニケーションを中心とする英語の使い方に ついて学ぶ。授業はゼミの形式で行い、受講生自らが選定した建築技術関係の課題テーマに対する英語のレポート作成及び英語を活用したプレゼンテーションに よって技術者としてのコミュニケーションを中心とする訓練を行う。