キプリス幼生の付着セメントを分泌する器官を説明します。

付着セメントはキプリス幼生の腹側の甲皮に接した場所に1対あるセメント腺で合成、蓄積され、付着時に脳からの指令に応じて開口(説明!)分泌により、セメント腺細胞から放出されます。

放出されたセメントは中央集合管から筋肉嚢を通って、付着器官の先端の付着盤の先で放出され、そこで固まります。この接着剤の効果でフジツボは海洋を漂うプランクトン生活に別れをつげ、固着生活に入ります。
フジツボキプリス幼生のセメント
5) セメント分泌に関与する器官
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