秋田の身近な生物から学び、応用へ生かす
フジツボキプリス幼生とその接着剤 イワガキ幼生の殻形成 秋田犬の毛色

秋田の身近な生物から学び、 その知見を応用に活かす。
ヤマザキ動物看護短期大学へのリンク

共同研究者:小黒-岡野美枝子博士(ヤマザキ動物看護短期大学

平成18年度の海(犬)研究グループ

大学から10分ほど歩くと日本海です。イワガキおいしいですね。魚釣りに狂っているメンバーもいます。また、秋田は秋田犬のふるさとです。秋田県立大学のまわりにはおもしろい研究材料がよりどりみどりです。

私たちは身近な生物の持つ興味深い特性やスーパーパワーを分子の言葉で明らかにし、応用に活かしたいと考えています。

私たちの研究をちょっとここで紹介させてください。

フジツボ:フジツボは海水中で働くすばらしい接着剤を持っています。特にその幼生(キプリス幼生)が放出する接着剤について、その構成成分の解明と固化のしくみを分子細胞生物学の技術を使って研究しています。

イワガキ:イワガキは赤ちゃん(幼生)の時と親になってからではまったく違った性質の殻をつくります。その謎に分子細胞生物学を使って迫ります。

秋田犬:秋田犬の多彩な毛色がどのような遺伝子で決定されているかを分子遺伝学的な手法で解明したいと考えています。

更新日時:2006年10月19日