全国市町村交流レガッタ見聞記
第23回全国市町村交流レガッタが,秋田県大潟村の大潟漕艇場において開催されていた.



会期は9月21〜22日の2日間.
初日は公式練習と予選,2日目に敗復,準決勝及び決勝レースが行われた.

ローイングを通じた市町村間の交流を目的とした大会である.
このため,歓迎レセプションや観光バスツアーなど,多数の併設イベントが開催されていた.



競争種目はナックルフォアによる500mレース.
由利本荘市の新艇も派遣されていた



お祭り気分が誘う屋台がたくさん出ていた.



ソーラーカーコースに設営された選手休憩用のテント.
全国各地の言葉が飛び交っていた.



レースは7分間隔で,桟橋は常に混雑模様.



配艇を受けて,出艇を待つ選手たち.
天高くオールを掲げ,出陣を待つ.



仮設のオール置き場.
オールは各市町村から持参するようである.
マコンオールは少数で,ほとんどがチョッパーオールであった.
ナックル艇でチョッパーは重いと思う.



由利本荘市代表クルーもチョッパーオールを使っていた.
市の看板を背負い,市のマークが輝いている.



回送レーンは応援席側.
大潟漕艇場は4レーンなので,水路幅は狭い.
回送中のボートが間近を走っている.



初艇場所にはウオーターマンが待ち構えている.



前方のウオーターマンが船尾を掴む.
この姿勢で長時間の作業はハードワークである.



スタートの線審.
各艇が真横に並ぶように,後方のウオーターマンに指示を出す.



スタートとともに,ウオーターマンが手を離す.



ゴール手前の400m地点.
ラストスパートの掛け声が飛び交う.



ゴールにはレーン毎に線審がいる.
担当レーンを走るボートがゴールラインを切った時にブザーを鳴らす.
ゴールラインを同じ位置から目測するため,階段状の席に座っている.



審判艇にはカラマンタン艇が使われていた.
滑走艇に比べて,低速走行時の引き波が小さい.



2007年の秋田国体の際に建設された県立艇庫.



規格艇のシェル艇が並んでいる.
規格艇は日本のガラパゴス.



大学で購入するなら,フィリッピが欲しい.
フェラーリを生んだ,熱い血を感じる.



大潟村は50年前の1964年に干拓によって誕生した.
漕艇場がある幹線排水路は,海抜がマイナス6〜7m.
排水機場で水をくみ上げて,残存湖に排水している.



吸水側.



排水側.



広大な残存湖の八郎湖.
調整池としての役割を果たしているが,近年は水質汚染が問題となっている.



黄金色に実る大潟産あきたこまち
ハーベストタイムを迎え,徐々に収穫が始まっている.



農業用の水路も長大.



北緯40度ライン近くに大潟キャンパスがある.



休日も関係なしで研究を続けている.



寝食を忘れて夢中になっている.
夢中になれる環境こそが大学であり,キャンパスという空間である.



秋の空に飛び立つマルチコプタ.



本荘由利産学振興財団の助成を受けて開発中の,安全なローイングを見守るためのマルチコプタ.
10月に予定されている秋のボート体験会での初フライトに向けて,開発のピッチを上げている.

| ボート | 20:07 | comments (x) | trackback (x) |

  
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