平成18年度卒業生  2007年4月1日着任
秋田ハウス株式会社 秋田営業所 工務課

高橋悠美子(たかはし ゆみこ)

高橋悠美子(秋田ハウス株式会社)

近況

主な業務内容は、お客様との打合せに基づく、住まいのインテリアやエクステリアのコーディネートです。 そのほか、地球環境と人間(健康・家計)に優しい長寿命住宅をつくるにあたり、1プランごとに、住宅のQ値(熱損失係数)と年間暖冷房費の試算なども行っております。 住まいづくりを通して、地球環境・社会・人間によりよいものを提供できるよう、精進の日々です!


メッセージ

「“住まいづくり”で“自分づくり”」

私が今の仕事に就いたのは、“住まいづくり”を通して、一人でも多くの人を幸せにしたいと思ったことがきっかけです。 今の会社に就職したのは、地元であれば、自分の理想とする、気候・風土に根ざし、居住者の健康に配慮した理想の住まいづくりができると考えたためです。 さらに、就職の面接時に、自分の夢がインテリアの設計や提案であると話したところ、「センスと努力があれば、その業務をゆくゆくは任せる」と言われたことが大きかったと思います。

現在は、自分の夢を叶えると同時に、住まいづくりというお客様の夢づくりに関われる、とても恵まれた立場に居ると感じて思います。 ただ、夢をカタチにしていくことは容易なことではありませんし、実際に働いてみて、お客様相手のために難しいと感じることもあります。 それでも、お客様が喜ぶ姿を直接見られる仕事だからこそ、とてもやりがいを感じています。 これからも、“住まいづくり”を通してお客様の人生に関わる喜びを感じつつ、自分のレベルを上げるような仕事をして、積極的に“自分づくり”をしていきたいと思っています。

このような価値観を持つようになったのは、大学時代に地球環境問題や健康問題と建築の関わりについて学び、研究に取り組んだことが大きく影響していると思います。 そこで、是非皆さんにも、恵まれた環境で沢山のことを学び・考えて、“自分づくり”をして欲しいと思います。
2008年7月掲載

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小林太郎(大京穴吹建設)

平成17年度卒業生
株式会社大京穴吹建設 リニューアル事業部
営業一部 北海道企画工事課 主任

小林太郎(こばやし たろう)

近況

2012年5月、施工管理にあたった夕張ツムラ生薬低温倉庫の空気調和設備について、 一般社団法人空気調和・衛生工学会より振興賞を、施工会社として共同受賞後、高砂熱学工業退社。

2012年7月より、ライオンズマンション・サーパスマンションシリーズを開発・分譲する大京グループの管理会社 「大京アステージ」に、工事アドバイザーとして入社。 その後、工事事業部門の分社・統合により、2015年3月より現職。 分譲集合住宅や商業施設運用の所有者らに、 修繕・改修の調査・企画・助言と、施工管理を担っている。日々の業務と並行して、2015年9月からは、企業内大学 「大京ネクサスアカデミー」に入校。 大京グループの現経営陣から実体験を交えた知見と、外部講師の指導を得ながら、企業集団の次代に向けた提言を経営陣にすべく準備を進めている。


メッセージ

「ライフサイクルコストの算出」

分譲マンション開発会社傘下の建設会社としての業務はとても幅が広く、ゆりかごにある状態から、老齢期を迎えた建物までを見ている。 新築マンションの分譲に際しては、人々が住み始めてからの共用部のランニングコストを考え、管理費・修繕積立金を計画しなければならない。 つまり、ライフサイクルコストの算出が必要である。その算出業務のごく一部を紹介したい。


秋田県秋田市に計画中の建物には、3段型機械式駐車場がある。パレットは屋外で、水平投影面積は50平米あり、この上への降水は、全てピット内に流れるものとする。 (パレットに向かっての舗装は逆勾配になっており、周辺への降水は、ピットではなく、他の集水桝へ流れる) また、パレットは別契約にてヒーターが施工されており、降雪時には全て融雪され、同様にピットへ流れる。 (単純化のため、車への降雪もパレット上でとけるものとする)ピット内には排水ポンプがあり、排水能力は毎分120リットル、消費電力は0.5kWとする。

この排水ポンプの年間消費電力を求めよ。なお、当該ポンプは東北電力の従量電灯Cの契約用計器に接続されているものとする。
2015年11月掲載

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