研究内容

雪崩遭難者捜索支援ロボットシステムに関する研究

雪崩による遭難者の捜索活動には二次災害の危険が伴うため、やむを得ず捜索を中止・延期しなければならない場合や、迂回し、遠回りしなければならない場合があります。本研究では遭難者の捜索活動を支援するための雪崩遭難者捜索支援ロボットの開発を目的としています。具体的には、雪崩ビーコンの電波を受信することによる、遭難者とロボットとの相対的な位置推定手法、GPS・方位センサを用いた雪崩現場におけるロボットの自己位置推定手法、複数のロボットを用いた効率的な捜索手法について検討しています。