鉄骨造構造物において鉄骨溶接部の損傷、劣化をモニタリングするために、ピエゾフィルムを用いたピエゾ接合センサを使用して、簡易的に健全性を計測する技術を開発しています。
鋼板にピエゾフィルムとガラス板を接着して作製したピエゾセンサを、鉄骨造構造物の溶接部付近に固定します。鉄骨に荷重を徐々に加えていき、溶接部の破壊が起こったときの破壊モードとセンサの出力を比較検証し、構造物モニタリング技術の研究を行っています。
ピエゾ接合センサのセンサ特性を計測するロボット「SALLY」(2020年12月)