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第4回AMBIENT2014(8月22〜28日)  

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【佐藤和人教授からの出張報告】

 我々人間を取り巻く情報処理機器のインターフェースは日進月歩で、スマートフォンに代表されるように情報処理機器の種類と数が飛躍的に増加している。また、これまでは情報機器でなかった装置(ビデオレコーダ、デジタルテレビ、冷蔵庫、エアコン等)が、情報機器の機能を取り込んで家庭内で利用されつつある。アンビエント(AMBIENT)な情報基盤を構築するための要素技術として、
(1)センサネットワーク技術、(2)人間の行動や状態の推定技術、(3)能動的インタラクション技術
が挙げれる。私は,(2)の人間の状態推定技術に焦点を当て,口頭発表を行った.特に,表情の表出プロセスに着目した表出テンポとリズムのフレームワークを提案し、情動喚起ビデオ視聴による一過性ストレス刺激と意図的表情との関係性を定量的に示した。また、表情の印象を形成する顔部位(顔全体/顔上部/顔下部)間の相互情報量の順序性に着目することで、より自然な印象を与える魅力的な笑顔と不自然な偽り笑顔の分別可能性を示した。今後は、顔部位(顔全体/顔上部/顔下部)間の相互情報量の順序性に焦点を絞込み、提案手法の有効性を検証する。


ローマ市街

ローマ市街


モンテロッソのビーチ

ベルナッツア漁村


断崖レストランにて

ベルナッツアを一望


漁村(テッレ)の中の駅

断崖絶壁の家々


学会のパネルデスカッション風景

口頭発表の様子


バンケット風景

主催者のペトレ教授と一緒に


水の都ヴェネチィア

夜のヴェネチィア


ヴェネチィアを一望

ヴェネチィアを一望

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