Train &Transport / 6-1.Märklin メルクリンのあるGeppingenに行ってきた!
その1その2
 
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ゲッピンゲン(ドイツ)/メルクリン本社ショールーム2:

モデルはほとんどドイツ,スイス,フランスなどのモデルで,さすがに日本の鉄道のモデルはありません。

ボディはメタルなので,つくりは他社より細かく精巧なのではないでしょうか。走りやすいように本物を単純に縮小していない(らしい)と,とある本に書いてありましたが,僕が見る限り,十分本物らしい精巧さだと思います。

中央の写真は,メルクリンが100周年だった時の記念モデルです。実際に本物も同じラッピングのものがあって走っていたそうです。

さて,このモデルがどうしても欲しくなってしまいました。ところが,本社では売れ残りの放出のようなことはやっているのですが,今販売している人気商品は売っていないそうです(このあたり,実際行く方は注意!)。でもご安心を。斜め前ちょっと行ったところにに大きな鉄道模型専門店があって,そこで最新モデルを購入することができます。

行ったところ,展示品として残っていた最後の一個があって,ラッキーなことに手に入れることができました。店長さん(だと思う)はとっても親切で,ちゃんと動くことを説明するために,専用のテスト用のレールの上で,テストしてくれました(こういうきちんとしたところ,ドイツ的で安心)。その上,ドイツ語でいろいろ語りはじめてしまいました(このモデルは限定生産で今はつくってないんだよとか,いろいろ...15分くらいしゃべっていた...)。日本人でわざわざここに来て模型買っていく人もそういないということで,おまけのキーホルダーもくれました。

ちなみに案内してくれたドイツ在住の友人は,あきれていたのは言うまでもありません。左上の写真に女性2名が写っていますが,これは家族で来たドイツ人のうち,お父さんと息子(というかお父さんが!)が夢中で模型をみたりしているのを,退屈そうに待っているお母さんです。明らかにお父さんの趣味の世界なのに,息子のためといってつれてきているものと思われます。娘と息子という4人家族も沢山いて,この後娘とお母さんのために,どこか行ったり買ったりしないと,家族関係にヒビが入ることは明らかであると思われました。レイアウト(模型の線路の配置など)を真剣にメモっているお父さんもいました。ドイツ人の趣味の気合いの入り方も相当なもののようです。

一番下の写真は駅のホームから駅舎の裏側をとったものです。4番線(たしかそのくらいだったと思う)までしかない小さい駅で,こじんまりとした街です。でも住むには良さそうです(特に鉄道模型好きには!)。

追記(2011.06)メルクリンは,その後経営悪化!イギリスの投資会社に買われたそうです。で,その後さらに資金繰りに行き詰まって2009年に破産(もうだめか〜)。と思ったら,2010年,自己再生をはたしたとのニュース。よかったねメルクリン,そしてメルクリンファンのみんな!ちなみに,ドイツ鉄道の主要な駅には,必ずHOの鉄道模型があって,コインを入れて遊べるよ。

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