教員紹介

渡部 諭: WATANABE Satoshi 教授(心理学)


  1. 担当科目
  2.   心理学I~III、総合科目I及びII

  3. 専門分野
  4.   認知心理学、高齢者研究、意志決定論

  5. 現在の研究テーマ
  6.   大きく分けて次の3つのテーマを研究しています。一番目は、高齢者の意思決定は若い人とのように違う
      のかどということを研究しています。二番目は、最近高齢者で万引きをする人が増えていますが、高齢者
      が犯罪を犯さないようにするために、認知心理学からどのように関わってゆけるかの研究です。そして三
      番目は、高齢者がインターネットをもっと使えるようになるための研究です。

  7. 学会活動・主要な業績
  8.   所属学会
       日本心理学会、日本認知心理学会、日本認知科学会

      主要な業績
    • 高齢者の意思決定とQOL(生活の質)との関係の研究, 2004年, 財団法人ユニベール財団研究報告豊かな高齢社会の探究Vol.12
    • Application of IRT models for evaluative risky choice framing effect, 2007年,The 72nd Annual Meeting of the Psychometric Society (IMPS2007)
    • 高齢者の意思決定と幸福感およびQOL(生活の質)との関係に関する研究-「すぐれた」意思決定を行っている高齢者は「幸福」か?-, 2008年, 財団法人日本興亜福祉財団平成18年度ジェロントロジー研究助成研究報告書
    • A comparison of binary and polytomous IRT models for analyzing a relationship between the risky choice framing effect and risk-seeking propensity, 2008年, Joint Meeting of 4th World Conference of the IASC and 6th Conference of the Asian Regional Section of the IASC on Computational Statistics & Data Analysis (IASC2008)
    • Aging and decision making: Differences in susceptibility to the risky-choice framing effect between older and younger adults in Japan, 2009年, Japanese Psychological Research, Vol.52, pp.163-174
    • 高齢者用ウェブサービスとフレーミング効果 -これからの高齢者のネットリテラシーに期待するためには何が必要か?-, 2011年, 財団法人電気通信普及財団研究成果報告
  9. 今後の抱負
  10.   研究については、これからも高齢者についての研究を進めてゆきたいと思います。あとは、おもしろい授
      業をしたいですね。大げさな言い方をすれば、授業とは教員と学生の出会いの場ともいえると思います。
      せっかく出会ったのに、聴いて後悔するような授業では意味がありません。聴いてよかった、おもしろか
      った、という授業をしたいと思います。




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