【Back to Home】

研究内容

現在進めている研究内容(一部,完了したものも含まれる)と過去の卒論・修論のテーマです.

ヒヤリハットデータの研究(自動車)

タクシーに装備されている「ドライブレコーダ」の映像をデータベース化し,交通事故につながる要因の分析を行い,交通事故予防のためのシステム開発を目指しています。

本データベースは,2008年10月より由利本荘市のタクシー会社のご協力により,データの蓄積を開始しました.

上図は当初使用していたドライブレコーダ(ジコ録)のカメラ部とそのデータ閲覧画面です.

2011年のデータからヒヤリハットデータベース※と同じドライブレコーダ(ホリバ)を使用するとともに,ヒヤリハットデータベースへのデータ提供を始めました.

上図はヒヤリハットデータベースのデータ閲覧画面です.動画の再生(サブカメラも)や時系列データのグラフの観察等ができます.

※ヒヤリハットデータベース:2006年度に自動車技術会が,東京のタクシー会社の協力を得てデータの収集を始め,その後,静岡市,福岡市,札幌市,由利本荘市とデータ収集地域を拡大して継続中.現在はデータ登録・運営を東京農工大学スマートモビリティ研究センターで行っています.2015年1月現在での登録件数は,100,000件を超え,世界最大級のデーターベースとなっています.由利本荘市のデータ登録は本研究室で行っています.

ヒヤリハットデータベースに関連する研究の一部は,鉄道・運輸機構 基礎的研究推進制度の助成を受けています(平成22年度〜24年度).


2014年より,ヒヤリハットのシナリオ分類の研究を実施しています.ヒヤリハットデータの速度、加速度のプロファイルの特性を把握し、部分的ではあるものの,シナリオの自動分類を目指します。

左図は典型的なヒヤリハット時の3軸加速度データです.オレンジ色の前後加速度が0秒手前で大きな負の値を示し,そこでトリガーがかかって記録されました.
右図は踏切で一旦停止した時に,たまたまトリガーがかかってしまったもので,ヒヤリハットデータではありません.前後加速度の変化は穏やかで,一旦停止後、線路を横切る時の上下加速度変化が観察できます.
このような波形の特徴をとらえることで,一部ではありますが,データが持つおよそのシナリオを把握できます.
本研究は,JSPS科研費26350455の助成を受けています(平成26年度〜28年度).

悪天候運転支援システム(自動車)

視界が悪い状態下でのレーンキーピング支援として,電波マーカーを利用した悪天候時の運転支援システムの開発を行っています。電波マーカーは本学電子情報システム学科 礒田教授が開発中です.

本研究はJST研究成果最適展開支援プログラム フィージビリティスタディ【FS】ステージ(平成23,24年度)及び,総務省の戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)による受託研究事業として実施したものです(平成25,26年度).

追突防止支援システム(自動車)

周囲の交通状況や前方の車両の運転状態を考慮したアダプティブな追突警報システムを提案し,実車における試験で,より効果的な警報システムの効果を検証します.

実車試験の様子

本研究は,JSPS科研費23510202の助成を受けたものです(平成23年度〜25年度).

あきた次世代自動車実証試験 (自動車)

自然条件が厳しい積雪・山間地域において、観光面でのEV利用実証試験を通じて課題を抽出し、普及モデルを示す。

実証試験の様子

2010-2011 本実証業務は,秋田県からの委託として実施されたものです(平成22年度〜23年度).

点字読み取りセンサの開発(センサ)

点字を書く,作る技術に比べて,点字を機械的に読み取る技術は多くありません. 特に,個人での利用が可能な携帯型の点字読み取りセンサの開発を進めています.



硬さ計測センサの開発(センサ)

触診技術を定量的に実現することを目指した,硬さ計測センサを開発しています.



ストレス評価に関する研究(センサ)

PVDFフィルムを用いた簡易脈拍計測センサを開発しています.



次世代型側弯症診断装置の開発(センサ)





過去の卒論・修論テーマ(2008年度〜)

【2016年度】
卒論 修論 【2015年度】
卒論 修論 【2014年度】
卒論 修論 【2013年度】
卒論 修論 【2012年度】
卒論 修論 【2011年度】
卒論 修論 【2010年度】
卒論 修論 【2009年度】
卒論
【2008年度】
卒論 修論




【Back to Home】