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- 動物培養細胞系を用いた植物性食品成分の生理活性の解明(吉澤教授)
(1) 野菜・果実・発酵食品などの中のヒト生活習慣病改善成分を化学的に解明する。
(2) 活性化合物の類縁体を調製(化学合成)して活性構造の解明をはかる。
(3) それらの成分が活性を示すメカニズムを解明する。
- ジャスモン酸生合成制御に関する研究(王准教授)
(1) 新規ジャスモン酸生合成阻害剤創製。
(2) 阻害剤の阻害機構解析 (酵素レベル)
(3) 生合成阻害剤の薬理作用解析 (細胞レベル)
- 遺伝子工学的手法を用いた植物の二次代謝産物生合成機構の解明(水野准教授)
(1) カフェインを作る能力をどのようにして獲得したのか
コーヒーがカフェイン合成能獲得に至った分子進化的考察だけでなく、
カフェインシンターゼの含まれる酵素群がどのようにして形成されたのか解明をめざす。
(2)植物の持つ有用成分の合成にかかわる酵素遺伝子について調べる
キーワードはトリゴネリン、キイチゴ、カンキツ類
(3)植物成分と虫媒の関係について調べる
ミツバチと花蜜のカフェインの関係は?
- 微生物や腫瘍細胞の増殖を抑制する植物生薬成分の単離と構造解析(吉澤教授、常盤野助教)
(1) 植物生薬に含まれる微生物・腫瘍細胞に対する増殖抑制成分を化学的に解明する。
(2) 活性化合物の構造類縁体を合成して活性構造の解明をはかる。
(3) それらの成分が活性を示すメカニズムを解明する。
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