秋田県立大学だより 〜 キャンパスライフ 〜
本荘市市政だよりNo.22 (平成16年3月20日発行) より

卒業生の手紙

私の大学生活

 機械知能システム学科4年 高橋 真さん(秋田県出身)

  私は、高校生活では見つけることのできなかった「将来、自分は何をしたいのか」の答えをこの大学に探しに来ました。本来ならば、もっと早くにやりたいことを見つけ、それに向かうところが大学であるのですが・・・。
 そのため、周りの友達は初めからおのおのの目標に向かって、さまざまな活動を積極的に行い、努力・精進していました。そんな友達の影響を受け、自分も何か新しいことをと思い、友達と大学でしかできないさまざまなことしてきました。
 今だから思うことですが、大学にいる間にしかできないことは、まだまだたくさんあったと思います。在学生の皆さんには、より充実した大学生活を送れるよう、小さいかごの中に留まらず、広い視野で物事を見つめ、何か一つでも夢中になれるものを見つけてから卒業を迎えてもらいたいです。
 一歩出遅れたような、私の大学生活ではありましたが、友達や先輩、先生方に恵まれていたこともあり、自分の探し物を見つけ、充実した大学生活を送ることができました。友達や先生方には本当に感謝しています。ありがとうございました。


卒業を間近に思うこと

 建築環境システム学科4年 白鳥 悠紀子さん(山形県出身)

  本荘キャンパスでの4年間がもうじき終わろうとしています。最近は、この4年間を振り返る機会が増え、いかにこの4年間が、私にとって貴重な時間であったかを実感しています。
 新設大学の2期生ということで、学内外のあらゆる場面において試行錯誤の部分が多く、戸惑いを感じることもありました。しかし、友人とともに道を探り、1期生の先輩や先生、職員の方々にご指導をいただきながら、自分なりに考え、行動してくることができました。また、4年間で出会った多くの市民の方々、県民の方々には、温かく受け入れていただきました。周囲の人たちの支えに、心遣いに、大変感謝しています。
 長いようで短い、そしてこれまでになく充実した時間を過ごしたこの4年間。自分で学び、問題を見つけ、解決していく中で、答えが見つかったものも、そして未だに見つからないものもありますが、全てをこれからも自分の道を進んでいくための力に変えて、成長していきたいと思います。
 最後に、私が大切にしている言葉を、4年間を支えてくれた全ての人に贈ります。ありがとう!!

 
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