秋田県立大学だより 〜 キャンパスライフ 〜
本荘市市政だよりNo.11 (平成15年3月20日発行) より

卒業生の手紙

あっというまの4年間

 電子情報システム学科4年 金 綾子さん(秋田市出身)

  早いもので入学から4年の歳月が過ぎようとしています。第一期生として入学した当時は、大学がどんなものか全くわからず、戸惑いの連続でした。大学では自分自身で学ぶ事を選ばなければならず、今まで何気なく勉強を重ねてきた私には新鮮でかつ大変なものでした。ですが、ここで学んだ事はこれからの生活の基礎になっていくと考えています。試行錯誤しながら過ごしてきた大学生活もあと少しです。その事を考えると少し寂しい気もします。
 今だから思うことですが、大学にいる間しかできないことは必ずあると思います。在学生の皆さんには、より充実した学生生活を送れるよう何かに夢中になってから卒業を迎えて欲しいです。
 それから、慣れない私たちをサポートしてくださった先生方、大学職員の方々には本当に感謝しています。
 また、私たちが本荘に来る事を歓迎してくださった本荘市民の皆さんには、いくら感謝しても足りないくらいです。この四年間本当にありがとうございました。


学生生活を振り返って

 経営システム工学科4年 川村 大神さん(仙台市出身)

  私は、大学では何に興味を持ち、何を行い、そこから何を得て成長するかが重要だと考え、学生生活を送ってきました。
 一期生ということもあり、先を見通すことができず、悪戦苦闘しながらの大学生活ではありましたが、先輩がいないために先生方との接触機会に恵まれていました。
 一年次のころから教育熱心な先生方から研究指導を受け、特に経営システム工学科では経営、経済、経営工学、環境等のさまざまな分野を幅広く学ぶことができるため、高校までは味わうことができなかった学問のおもしろさを感じることができました。また、私は学会発表という大変貴重な経験もさせていただき、幅広い視野を培うと同時に知的好奇心が刺激されました。
 現在の教育では「生きる力」がキーワードになっていますが、まさにその生きる力を育むことができた秋田県立大学の経営システム工学科で過ごせたこの四年間を誇りに思っています。

 
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