秋田県立大学だより No.25 〜 ようこそ本荘キャンパスへ 〜
本荘市市政だより(平成16年6月20日発行)より

研究紹介(13)

機械知能システム学科 ロボット工学講座 岡野秀晴教授


  当講座では、湯川俊浩助手と齋藤直樹助手、それに大学院生、卒業研究生、留学生十三人を交えて面白おかしくロボットの研究に取り組んでいます。秋田はもちろん、北は北海道から南は鹿児島まで、さらには韓国からの留学生も同居しています。本学の誇る学生自主研究の指導にも積極的に取り組み、一、二年生の学生十五人も研究室に頻繁に出入りし、この上なくにぎやかな講座です。
 ロボット工学は応用技術ですので、真理の探求より、すぐにでも役立つ研究を優先して実施しています。県民の方々への奉仕といった側面も重視し「看護師さんに代わって優しく病人のお世話をするロボット」、「炎天下や冷所など環境劣悪の場所での作業を担当するロボット」、「災害にからんだ危険な場所での作業を担当するロボット」、「人と一緒に遊ぶロボット」などに関して、現場の方々の意見に耳を傾けながら研究を進めています。
 講座の教員は、全員企業出身者です。自動化・遠隔化・ロボット化に関するよろず相談に応じますので、気軽に講座にお立ち寄りください。心からお待ちしております。


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▲看護師ロボット試作機
 
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